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風琴亭

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エクステンションカレッジ始まる

昨日、春期の南山大学エクステンションカレッジでのオルガン講座が始まりました。

「楽しみにしていましたぁ〜!」
って言いながらチャペルに入ってきてくださって
説明している間もにこにこと嬉しそうに聞いていてくださって
「きゃぁ〜難しいですねぇ!」
って言いながらも楽しそうに弾いてくださって、

私の方がそんな受講者の方と触れあえるのが楽しくって、
とても幸せな時間が、すぐ、すぎていってしまいました。

「この曲を、いつまでに、絶対に仕上げなくっちゃ」と、
しなければいけない練習ばかりしているのは、本当に大変な時があります。
「曲ができていない」ということは、自分の存在にも関わってくるから。

でも、楽器に触れて、音を聴いて、パイプの様々な響きを試して、
オルガンと遊んでいるときは、至福のときでもあります。

本当に楽しいし、うれしい。

こんな素晴らしい楽器があって、こんないい響きを心と体で感じられて、と、
響きのゆりかごの中に揺られる経験ができるのが、
とても幸せ。

少しでもそんな体験をいっしょに味わっていただければ、うれしいな
って思っています。
# by mausmirabilis | 2008-05-08 09:44 | 風琴徒然

練習について

あ〜あ、今日も自分で自分に泣かされました。(本当に涙。)
どれだけ練習しても、上手に聞こえてこない時というものがあるものです。
何時間も同じこと、同じ箇所を、しっかりおさらいしている、というのに。

でもでも。
今日、むちゃくちゃに聞こえていても、明日、もしくは来週になったら、やっぱりそれは変わっている筈。(少なくとも今までの経験上からは.....。今日はちょっと弱気です。ぐすん。)
みなさんもめげないでくださいまし。

さてさて。
練習の中で、テンポが最終テンポに近づいてきたとします。
しかし。
今日、最終テンポで弾けたかといって、これからずっと弾けるかというと、又、そうは問屋が卸してくれない。
明日になったら又、すぐには弾けなくなっています。
でも、明日は、今日よりは早いテンポで始められるかもしれないし、最終テンポよりももう少し早いテンポまで辿り着けるかもしれません。

最終テンポが「早い」と感じる段階では、まだ、そのテンポが弾けていないものと思って構わないでしょう。
自分で「早い」と感じるのは、充分に弾きこなせていないからです。

いちばん良いのは、自分で、「少し、ゆっくりめかなぁ」と思う位い。
この時点で、脳が全ての体の動きをコントロールできています。
ですので、
コンサート、レッスン、奏楽奉仕、どんな時でも、
「すこしゆっくりめ」
を心がけてみてください。
音楽が落ち着きます。

自分で「早いな」と思っているときは、音楽も落ち着きのないものとして聞こえてきています。
そこから少しテンポを落とした状態だと、落ち着く分、早く聞こえるべきのパッセージは、それなりに早く聞こえるはずです。
音楽が落ち着いていないと、焦っているだけで、弾けないように聞こえてしまいますので、ご注意を!

なのですが、まず、そこまで到達しなければ、ねぇ。
自分のテンポが心地よいテンポなのか、そうでないのか、練習の真っ最中だとどうもわからなくなるもの。
何が良くて、何が良くないのかも、混乱してくる時期があります。

でも。

音楽を創るのは、あなた。

あなたの創りたいように、音楽をまず創ってみてください。
誰が何を言おうと、あなたが弾く音楽は、あなたのもの。

感じたいように感じてみてください。

音楽を感じ、自己を自覚し、世界に触れてみてください。
音楽・響きは世界、宇宙、そして自己への扉でもあるのですから!
# by mausmirabilis | 2008-05-05 23:49 | 風琴指南

ハナビシソウ(カリフォルニアポピー)満開

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# by mausmirabilis | 2008-05-05 11:51 | 風琴徒然

自然

昨年。
育つに任せて放りっぱなしにしておいたパセリ。
花が咲いて枯れた。

今年。
種があちらこちらに飛んだらしく、
庭中のとんでもないところから、
パセリが生えてきた。

自然ってたくましいなって思った。

そして、
パセリが今年はいっぱい使えそうで、
ぬふふ
と、喜んでいる。

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# by mausmirabilis | 2008-05-04 09:20 | 風琴徒然

バターがない!

噂には聞いていたのだけれど、本当に今、バターってないのね?

私のところではドイツに行く前(2月中旬)に、実はバターを買いすぎていたので、今まで冷凍保存しておいたものがあった。
いえいえ、別に買い込んだのではなくって。
一度に1パック出すと少し多いので、半分出しては残りを冷凍庫に入れておくようにしているのだけれど、その、冷凍庫に入れた分を忘れて、次のバターを買ってしまうことを、何故か何回か続けてしまった。
おかげで、3月の終わりにドイツから帰ってきても、まず、冷凍庫のバターを消費しなければいけなかたので、今までバター売り場に行かなかったし、特に目を留めることもなかったのだけれど。

先日、本当に冷凍庫のバターもなくなってきたので、近くのスーパーのバター売り場に行ったら、
本当に、バターがない!
??????????

なんだか、思いつかないことって、ありえるんだって変に感心。

ミルクをかき混ぜて、自分でつくらなければいけないかなぁ、と一瞬覚悟したけれど、上の方の棚に、680円とか980円のバターなるものを発見。

うわぁ〜、これ、ドイツの友達に言ったらみんなひっくりかえるだろうなぁ、っていう値段。
只でさえ日本での乳製品は高いのに。
需要の量が違うので、仕方がないけどサ。

30分ミルクの瓶を振り回して自分でバターを作るか、680円のバターを買うか。
ハムレットではないけれど、少し躊躇する決断。

やはり、30分ミルク瓶をシェイクし続けるのは面倒だな、と、680円のバターというものを、「エイヤッ」と気合いを入れて初めて買った。

このバター、さすがにおいしかったけどね........。



でも、ミルクがあって、ヨーグルトがあって、チーズがあって、何でバターがないんだろ?ちょっと不思議。
原料は同じ生乳のはずなのに。



そういえば、ドイツでも都市部で育った子供は牛をあまり目にする機会もなく、ミルクは工場でつくられて、紙パックから出てくるものだと思っている、ということを聞いた事がある。

もっと可愛かったのは、白い牛からはミルクが出て、黒い牛からはココアが出てくるって信じている子供がいると聞いた時。
# by mausmirabilis | 2008-05-03 10:13 | 風琴徒然