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風琴亭

fuukintei.exblog.jp
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忙しい、というよりも

気分的にやたらと慌ただしい日が続いています。
忙しいのはいいし、慣れているし、仕事をするのは楽しい。
10月に入って「オルガンの秋」が始まって、その他もろもろのコンサートやセミナーがあって、10日間の間にコンサート3つかかえてるっていうのに、3日以内で仕上げてくださいっ!っていう翻訳の仕事が来たりして、も〜う限界!!!って思うこともあったけど。

似た様な忙しさはケルンで仕事をしていた時も、よく、あった。
でも、日本にいると、なんだか余計慌ただしく感じられる。余裕がないって言うのか...。
何でだろ?って思っていたのだけれど、もしかしたら、日本の便利さに原因があるのかも......って思い出した。

例えば、携帯電話で時刻表まで検索できること。
それができなかったときは、まず、駅まで行って、乗れる電車に乗ればいいやって思うから、少し時間の余裕を持って行動する。ドイツの電車なんか絶対時間通りには来ないから、もっと余裕を取らないと目的地まで辿り着けなくなってしまうし。
でも、もう初めから何時何分にこの地下鉄に乗って何分後にどの駅で降りて、乗り換えにはどの車両が便利で次の電車は何時何分で......っていうことが手軽に検索できると、やはりぎりぎりまで別の仕事をして、その電車に飛び乗るっていうパターンになってしまう。
日本の電車は時間通りに発着するので、時刻表は信頼できるし。
それどころか、駅の構内にそんな悪くないパン屋さんなんかがあって、乗り換えに3分程時間があったりすると、よしよし、まだ、お昼の軽食のサンドウィッチが買えるぞって思って、本当に飛び込んでしまう。ドイツだと、パン屋さんでも売ってくれるまでにどれだけ時間がかかるか判らなくていらいらさせられることも多いので、3分の間にサンドウィッチを買う、ということは、冒険的行為になりかねないし。

必要な情報がすぐ手に入り、物事がスムーズに行くことは、本当にありがたいことだと思う。反面、自分が自分で自分の時間を扱うのではなく、自分が時計の奴隷になってしまっているような気もする。
もう少し、心に余裕のある生活をしたいと思いながらも、「明日できることは今日するな」的に仕事を延ばし延ばしにしてきた自分が、本当は一番慌ただしい原因なんだろなぁ、と、反省......。
# by mausmirabilis | 2008-10-21 00:12 | 風琴徒然 | Comments(2)

コウイウ ネコ モ ウチニハ 居ル

ワインの瓶空けたのは、もちろんわたくしなんだけど。
コウイウ ネコ モ ウチニハ 居ル_f0160325_0431226.jpg

# by mausmirabilis | 2008-10-17 00:56 | 風琴徒然 | Comments(2)

今日はまだ早いので、

いろいろぶろグにも書き込みできるや!......っと喜んだのも、つかの間。
作業をしようと思ったら、椅子を猫に占領されて、にっちもさっちもいかなくなった。
いる場所がないので、仕方なく、立ちっぱなしでコンピューター作業。
今日は5時間近く練習した後なので、腰もちょっと痛く、長い間不自然な姿勢での作業はしたくないし。
又、明日のチャンスをねらいます.....。

それにしても、猫って、何でこんなにかわいいんだろ。(猫バカ丸出しです、スミマセン......)
今日はまだ早いので、_f0160325_2305813.jpg

# by mausmirabilis | 2008-10-15 23:01 | 風琴徒然 | Comments(2)

あした、と書こうと思ったら、もう今日になってた。

......のですが、今日(10月12日)、小牧市の味岡市民センターというところでフォーレのレクイエムの伴奏をします。(14.30開演です〜)

オルガン一台です。
ホールにはもちろんパイプオルガンがないので、ウチの電子オルガンを運んで...です。それに、フォーレのレクイエムはもう少なくとも何十回と弾いているので「いいですよ〜」と安請け合いをしたら、オルガン・ソロ版というのはまだ弾いた事がないことに、後で気が付いた。今までずっと、オーケストラといっしょに弾いていたのね、わたくし.....。
ママに「オルガン・ソロの楽譜はないの〜?」と聞いたら、そっけなく「ないよー、いつも自分で作ってひいていたよー。」......と言われてしまった......(凹み)。
ドイツで探したら、 Baerenreiterという出版社から出ているオルガン・ソロ・バージョンの編曲があったけれど、う〜む、ちょっと私のイメージしている曲とは離れ過ぎ...って感じで使えないし。
仕方ないので、自分でアレンジしました。

......と、ここまでは、余談。

実は、人生には、いろいろなご縁があるもんだなぁ、と感じさせられているのです。
何故かというと、本日の指揮者は、私が中学校2年生の時に、私のいたクラス(2Aだよん。)に教育実習生としていらしていた方。かれこれ、もう、20年以上の知り合い......ということになる......。
中学校の時の同級生の友だち、判るかな......?音楽の教生先生だった人。

インターネットで別の探し物していたら、ブログまで見つけてしまった。
http://officewani.exblog.jp/
ちなみにHPはこちら
http://www.musicoffice-wani.com/
みんな憶えてるかなぁ?
髪型だけはしっかり変わっているけど。

音楽の世界が狭いだけなのかもしれないけれど、何だか不思議で楽しいご縁。
明日のコンサート、思いっきり楽しんできま〜す!
# by mausmirabilis | 2008-10-12 00:27 | コンサート関係 | Comments(6)

オルガンの秋・一回めのコンサート無事終了

......しました。
実は、なんだか、コンサートが始まるまで「オルガンの秋」が始まった実感がなかったのですが。
お客さん入るんだろうかと、どきどきもしていましたが、一番早い方は30分も前からいらしてくださっていました。120人位はいらしていたかな。

ウルリーケの演奏は、堅実。でも、とても暖かみがある。
響きが心に伝わると一番嬉しいって言っていたけれど、ちゃんと伝わっていたと思う。

コンサートの後の聖堂の中。
ふんわり丸い幸せな空気に満ちていた。
# by mausmirabilis | 2008-10-05 07:53 | 風琴徒然 | Comments(7)