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風琴亭

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気が付いたら

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成田空港にいました。朝、眠い中、家を出たのはなんだか覚えているのですが、中部国際空港に着いてからここまでって
(?_?)
なんだか、富士山が綺麗に見えますって、アナウンスがあったなぁ。
今年に入ってから急にばたばたと忙しくなって、余裕のないまま二月になってしまって。ブログどころかメールの返信も停滞気味。いけないいけない。
ドイツに帰ったら、気持ち立て直して、しゃっきりしなければ。
じゃ、もうすぐ搭乗時刻なので、携帯の電源切ります。
行ってきま~す♪
# by mausmirabilis | 2009-02-08 12:53 | 風琴徒然 | Comments(0)

てふてふ

昨日、在日30年のドイツ人と話していたときのこと。

何でだか忘れたけれど、昔の日本語の表記が読めるかどうか...っていう話になった。

「てふてふ」って読める?ってひらがなで書いて見せたら、このドイツ人、
「う〜む」と唸って、
全てのひらがなに濁点をつけて、
「これなら読める」とにんまりした。

以来、メタボぎみな蝶々がよたよたと飛んでいる光景が目について離れない......
(-"-;)
# by mausmirabilis | 2009-01-19 14:38 | 風琴徒然 | Comments(4)

カトリック教会聖堂でのコンサートについて

先日、南山短期大学の新しい紀要が発刊されました。
バチカン典礼省からの、教会聖堂内でのコンサートについての声明の訳と、ドイツ司教団の聖堂内コンサートについての手引書の要約について、書いてみました。

日本でも、かなりあいまいな基準で聖堂内でのコンサートが行なわれたり、禁止されたりしているのが実情のようです。

この声明にはカトリック教会の聖堂内でコンサートを行なう時にはどのようなことに気をつけなければいけないか、等の指針が示されています。
勿論、声明では「適するもの、適さないもの」が具体的に示されているものではありません。しかし、方向性を位置づけるものとして、この声明が知られることは必要だと思います。
ドイツ語からの訳ですので、オリジナルのラテン語からの直接の翻訳ではありませんが、意図としては伝わるかと思います。
ご興味のある方は、こちらからどうぞ!

http://www.nanzan-tandai.ac.jp/kiyou/No.36/15Yoshida.indd.pdf
# by mausmirabilis | 2009-01-18 15:06 | オルガニストのお役立ち☆ | Comments(0)

ひさびさの風琴亭♪

夕べは何だかとても久しぶりの風琴亭モード。
家でこんなにゆっくり晩ご飯作ったのって、何ヶ月振りだろ...(^^;

アペタイザー、という程でもない単なる前菜の前菜は季節はずれのアスパラ、柚子胡椒豆乳マヨネーズソース。マヨネーズ、自分で作ろうと思ったのだけど、面倒になってパス。
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前菜は白身魚のカルパッチョ ベビーリーフのサラダ添え。(...というか、綺麗に薄く切れないのでお刺身使った。)
天然の鯛とひらめがスーパーマーケットにあったので(^^)
ひさびさの風琴亭♪_f0160325_1130738.jpg


で、メインはパスタのルコラペスト。になる筈が。
何かの本で、餃子の皮がトルテリーニの生地として使えるって書いてあったのを読んで、成る程......と、即トライ。
でも、餃子の皮は、そう言えば丸い。
トルテリーニって四角い生地を三角にして、その端と端をペチョンとくっつけて...っていうのが作ってみたかったのに、四角い生地はシュウマイとワンタンのしかないのね...。でも、シュウマイの生地とかはつるつるそうだし。
なので、餃子の生地で作った非常に無精な形の、ラヴィオリのなり損ないというか何というか、みたいになっちゃった。
それに、この餃子の皮、お湯に入れたらやっぱりつるんつるんになってしまって、お皿に入れたらくっつくのなんの。
う〜む、あまりトルテリーニの生地には似てませんなぁ〜。それとも厚めの餃子の皮ならいいのかなぁ。今度は厚い方の皮でもう1回作ってみよっと。
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あ、でも中身と、ルコラと胡桃のペストは自分で作りましたよぉ〜。
(庭のルコラにとうが立ちすぎてサラダには使えなくなってしまったものを利用。やっぱりちょっと苦かった。)

で、なぜか今朝は顔が丸くなったような気が......(=_=;) 
# by mausmirabilis | 2009-01-17 11:46 | びすとろ風琴亭 | Comments(4)

オペラ初出演♪

...って言っても、歌った訳じゃないんだけれどね。

昨日芸文コンサートホールで名古屋二期会のニューイヤーコンサートがあって、その第二部にマスカーニのカヴァレリア・ルスティカーナが演奏会形式で演奏されまして。
で、その中にチョイ役でパイプオルガンが使われます。

パイプオルガンという楽器、オーケストラと一緒に演奏する時には、通奏低音みたいにずーっと一緒に弾いているか、効果音みたいに使われるので1時間の曲の中で数小節のみ音を出すかのどちらか。
シュトラウスのアルプス交響曲とか、マーラーの2番とか8番とか、とにかく待っている時間の方が弾いている時間よりも断然に長い。(その代わり、入りを間違えると悲惨なことになる0(>_<)0)

で、昨日のは後者の方。
オペラのドラマが復活祭の日の設定なので、教会のシーンでパイプオルガンが鳴る、という訳。(他のシーンは勿論お呼びなし。)

大体オルガニストという人種は、普段はソロ曲が多く、楽譜は最初から最後まで書いてあるのが普通として慣れているのですが、オーケストラの一部として演奏するときは、当然ながらオーケストラのパート譜が楽譜。
これが又、私は結構苦手。
だって、例えばこの楽譜の場合、「練習番号22番までは休み」で、その後は8小節と7小節の休みがあって、6小節レチタティーヴォがあって、やっとオルガンの登場、となる訳です。
スコアがないと練習番号22がどこかなんて、全く判らないから、どーするのよっ!って思いたくなるけれど、そうも言っていられないので、スコアと音源を買って事前にお勉強するのですけれど。
オペラ初出演♪_f0160325_15512249.jpg


練習の時も弾いていない時は暇なのでホルンの楽譜を後ろからこそ〜っと覗いたら、オルガン程ではないにしても、やはり、いつも吹いている、という訳でもないのですね。
で、そこにも22小節休み、17小節休み、変拍子が1小節あって又9小節休みの後に音符があったりして。
で、ちゃんと落ちずに入っている。

凄いなぁ......って思った。これは私には勘定しきれない。

どうも、私の頭の中では「数字」という観念がどうも根本的に欠落しているらしく、12小節めまでぐらい勘定していると、今自分が12小節めにいるのだか14小節めにいるのだか判らなくなってきてしまう上、変拍子なんかあると、もう、本当にお手上げ状態になってしまう。

昨日の曲は、指揮者用スコアを買ってきて、それを見ながら弾きました。これが一番安心。丁度いい具合に楽譜をめくれるテンポだったし。でも、普段はそんなに楽譜をめくっている余裕がない曲も多いので、そんなときはパート譜にぐわぁ〜っと書き込みしています。
オペラ初出演♪_f0160325_15513910.jpg


教会音楽の声楽曲と同じ様なところから発祥しているにも関わらず、精神性的には正反対と言ってもいいような位置にあるオペラというジャンル。
教会音楽家として働いていたときには、私がオペラで一緒に弾くなんて思いもしませんでした。
それがもう、ほんとうに、楽しかった〜〜〜〜
♪~♪ d(⌒o⌒)b♪~♪

お芝居って判っているのに、筋書きも判っているのに、音楽を聞きながらハラハラドキドキ。練習と本番含めて5回ぐらい通しているのだけれど、5回とも最後のシーンでぐぐっと涙をこらえたくなったり。わはは。

スコアが178ページある中(何小節あるのかは数えていないので不明)、オルガンの出番は75小節。
(ちなみに弦楽器の人の75小節めはスコアの11ページにあった)(;^_^
待っている時間は長いし、でも上のオルガン席でスポットライト当たっているからごそごそできないし、とにかくオルガン席で硬直状態。
やっと自分の出番になったときには、肩が「ばりっっ」っていってた。
その楽章が終わって、次の出番までは又15分ぐらい硬直状態続行。
次の出番の時には、足が痺れていた。
ここで30小節ぐらい弾いて、又、最後まで待機。
カーテンコールで立ったときには、足の裏に蟻さんたちがいっぱいいるような感じ...
"/(*▽*)

指揮者の棒はモニターからはみだしちゃって見えなくなるハプニングもあったり、いろいろ大変だけれど、でも、楽しかったなぁ。
又、弾きたいなぁ〜。
# by mausmirabilis | 2009-01-11 15:52 | コンサート関係 | Comments(2)