風琴亭

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コンサートのご案内・2件・ブリリアントコンサート&パイプオルガンコンサート "Tu es Petrus"

えっと、公式HPのご案内と重複いたしますが、こちらの方でもオルガンコンサートのご案内をさせていただきます。

まずは、6月1日、15時より豊橋市近辺の小坂井町フロイデンホールに於いて、「ブリリアント・コンサート」という催しものがあります。
月光、メフィストワルツ、ラヴェルの「道化師の朝の歌」、クライスラーの「ウイーン奇想曲」、オペラ「トスカ」からなどピアノ、バイオリン、声楽の名曲を畔柳幸代さん、大竹広治さん、影山香苗さん、金井ゆかりさん、芝本容子さんなどこの地方出身で今は大音楽家となった方々が演奏されます。
わたくしは、豊橋を拠点に活動するカンマーコーア・イリスとコーロ・ソアーヴェを、コンサートの企画もされた斉藤喬先生の指揮のもとに、ラインベルガーのミサ・ト短調を伴奏いたします。楽器は家から運ぶヤマハのF300型ですので、電子オルガンですが、こちらの女性コーラス、とってもきれいで繊細な合唱を披露してくださいます。
おすすめです!

6月29日の日曜日、聖ペトロと聖パウロの日にカトリック南山教会でパイプオルガンのコンサートがあります。

聖ペトロはキリストの弟子のなかでもリーダー格だった人と思われており、カトリックの教会では、聖ペトロを初代の教皇として見なしています。
これは、新約聖書のマタイによる福音から伝えられている言葉イエスの言葉「Tu es Petrus, et super hanc petram aedificabo Ecclesiam meam.(あなたはペトロ。わたしはこの岩の上にわたしの教会を建てる。)」から取られています。

という訳で、この日のコンサートのテーマはずばり「教会」。
Tu es Petrus -教会の響き- というタイトルで、「教会」をテーマとした曲を集めてみました。
最初はアンリ・ミュレーという、ヴィドールやギルマンの弟子であり、南フランスのDraguignan(う〜ん、読み方が判らない......)という街のオルガニストをしていた人の「Tu es Petrus(原題はpetra)」という曲から始めます。
この曲は「Esquisses Byzantines(ビザンツ・スケッチとでも訳すのだろうか?)」という10の曲から成り立つ作品集の最後の曲なのですが、私が大学に入ってすぐの頃に大先輩にあたる人が毎日毎日一生懸命練習していたのを聞いていたものです。
で、何度聴いても、とてもエキサイティング!!格好いい〜んです!(格好いい先輩が弾いていたのも関係しているかも知れません。)いつかは私も弾くぞぉ〜、と思いつつも、なかなか機会がなかったものです。
今回のコンサート、この曲が弾きたかったがために「Tu es Petrus」と名付けたのかも......。
そして、同じ組曲の中から「薔薇の窓(大聖堂の一番うしろにある、大きな窓のことです)」、「教会の鐘つき塔(最初に出てきた候補が"加熱器等"だった。ぶふふ。)」の2曲。
これらは「建物」としての教会を現します。

「教会」という言葉はしかし、建物だけを表すものではありません。
イエス・キリストによって集められた、信ずるものたちの共同体、これが「教会」です。

ということで、短く判りやすい数曲の中でイエスの生涯を現した、ジャロミール・ワインベルガー作曲の「バイブル・ポエムス」、そして、共同体としての教会を表現した作品として、メシアンの「天上の饗宴」と「永遠の教会の出現」を弾きます。(実は、今、もっと大きなオルガンでメシアン全曲を弾きたくてうずうずしている......。)

最後のオルガン曲は、おなじみの、ヴィエルヌ「ウェストミンスターの鐘」です。
わぁ〜、学校のチャイムとおんなじだぁ!って、聴いてくれる若い世代が多くて、嬉しい曲です。(本当は、学校がウェストミンスターを真似したんだけれどね。)

その間、南山短期大学聖歌隊のVox Angelicaが天使のような歌声を披露してくれます。みんな、かわいいですよぉ〜!
昨年、Vox Angelicaが出演したオルガンコンサートに来てくれた中学校の同級生のOクン、天使ちゃんたちにみとれっぱなしで目が据わってました......。(出演者、実は上からそういうところまで見ています。)

入場は基本的に無料です。
コンサートの最後に、神言神学院という神父様を養成する機関への募金をおこないますので、お志しを頂けるようでしたらそちらの方へご協力いただけるとありがたく存じます。

あまり知られた作曲者の名前のないコンサートですが、判りやすくてインパクトのある曲が多く、オルガン初心者の方にも楽しんでいただけるかと思いますし、オルガン上級者の方にも、なかなか普段は聴く機会のない作品も揃っておりますので面白がってはいただけるかと思います。

どうぞ宜しくお願いいたします。
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by mausmirabilis | 2008-05-29 10:40 | コンサート関係

グレゴリオ聖歌の楽譜の読み方2 詩編唱の基本

少しずつ書きます、と言いながら、結構無駄話が多かったわたくしのぶろグ(今日も又やってくれるマック君。)。
グレゴリオ聖歌お目当てにいらしてくださっていた方、どうもお待たせいたしまして、すみませんでした......。(オルガンの方もそういえば、しばらく書いていませんでした......)
えぇっと、今日は、詩編唱について書きますね。

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これは詩編98編の1節(1番と2番のテキスト)に栄唱(Doxologie)の一つであるGloria Patri, et Filio, et Spiritui Sancto
Sicut erat in principio, et nunc, et semper, et in saecula saeculorum. Amen.
がついたものです。
栄唱は、カトリックの典礼で詩編の最後に唱えられる三位一体の神への賛美です。
この言葉はラテン語で歌うグレゴリオ聖歌には、しょっちゅう出てきますので、憶えておかれると便利です。

まず、ド音記号の位置を見ますと、上から2段目にありますので、最初の2つの音符がソとラであることが判ります。
ソとラの次には上から下まで点々で繋がった線がひいてあります。
この点々線(破線っていう名前でしたっけ?ちょっと日本語に自信がない。)の前の部分を「発唱部」と言います。
この発唱部のソとラに、最初の言葉「Cantate」の最初の母音、Canとtaを当てはめます。
そしてその次の、左右に小さい上下の線が付いた白抜きの四角い音符、これを「保音部」と言いますが、この音で、その次のテキストを歌います。
この詩編の場合、「...te Domino canticum」までです。

「canticum」の次の言葉の「novum」、この「no」の下に、線が入っています。
この印は、この母音で、次の音に変わるんだよ、という意味です。

この譜面では、最初の白抜きの保音部の次に括弧で囲まれた黒い音符があり、その次に又、白抜きの音符が出てきます。
これは、詩編の節が長く、一息で歌う事が難しい節はここでとりあえず括弧の音符へと移行して、息を吸って、又次の保音部から始めますよっという意味なのですが、
この音符を必要とするときには、詩編のテキストの方に十字の印がついています。

この詩編ではその必要がないので、とりあえず括弧の黒音符(ラ)と、次の白抜きドは無視して結構です。

大事なのは、novumのnoの母音のときに、上に斜めチョンの印が付いたレの音に移行することです。
これは、詩編の半節の中の最後の言葉のアクセントが「novum」の「no」についているので、ここで音が保音部から中間部へ変わる、ということなのです。

斜めチョンのレの次には、括弧にはいったドがありますが、このドは、必要に応じて歌ってください、という意味です。
即ち、novumという言葉は2つの母音から成り立っていて、noの方にアクセントがあるので、アクセントのついていないvumは括弧の黒ドの音で歌います。
ここに、novumではなく、母音一つから成り立っている言葉があったとしたら、この括弧黒ドはいらない、ということになります。

そして。

まんなかの線、これはとても大事です。

線の下に星印がついていますね。

この星印のところで、大きな大きなお休みを取ってください。
お休みの間には、novumの言葉が残響10秒の聖堂で2回響くぐらいです。
この間に、今歌ったお祈りの言葉をしっかりと心に染み渡らせてください。

その後。
次の白抜きドでquia mirabi まで歌い、li-a fe-citの母音をそれぞれ黒い音符のシ・ド・ラ・ソに当てはめていきます。

これで一節が歌えました。
が、
気を抜いてはいけません。
一節めを歌い終わったら、今度は、つかさず2節めを歌うのです。

でも、2節め以降は、「発唱部」を必要とせず、いきなり「保音部」のドの音から歌いだしますので、Salvavit sibi dextra を全てドの音で歌います。
そして、eiusのeの下に線が入っていますので、この母音で次の斜めチョンのレを歌い、iusを括弧のドで歌います。
iusには、i とuの両方の母音が含まれていますが、この場合iはjとして読みますのでユと発音します。

で、又、間をしっかりおいて、et brachium sanctum eiusを歌うのですが、sanctumのsanより黒い音符へと移行します。

3節のGloria Patri, et Filioのlioの部分は下括弧で囲まれています。
これは、この2つの母音を、同じ音で歌ってくださいね、という印なので、
Gloria Patri etまでドで歌い、Fiをレで、そしてlioを次のドで歌います。

後は、同じ様に、まず、歌っていきましょう。

これが、基本の基本です。
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by mausmirabilis | 2008-05-27 19:17 | グレゴリオ聖歌

カレイの謎・解けた。

パパが魚釣りに行ってきた日のぶろグ(あ〜、マック君、又変換ミス〜!もうこのままにしておこ。)に、釣り船屋さんのHPに載っているカレイはどこに消えたのであらうか?ということをしょしょっと書いたのですが、

やっぱりとっても気になって、

パパに聞きました。

そうしたら、

「あれっ?あのカレイ?アヤ、塩焼きにして食べてたヤツだよぉ。」
って。

ふにゃ?あのちびっこカレイくん、15cmもなかったよ......。

どうも、写真を取るときに、魚くんと顔を並べてツーショットを取るのではなく、魚くんを持った手を前につきだしてなるべくカメラに近づけて取るので、魚ばっかしあんなに大きく見えるんだそうな。

なんだ、そうか。遠近法にだまされたのか。
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by mausmirabilis | 2008-05-26 17:32 | 風琴徒然

放浪の週末・そして少しだけコンサートのご報告

金曜日にチューバとのコンサートを終えて、この週末はPCを持たずにふらふらと放浪をしておりました故に、更新が遅れております。
その間にいらして下さった方、ごめんなさい。

いやぁ〜、もう、あの金曜日のコンサート、ヘビー級プログラムでした。
バッハもクッツィールのオルガンとチューバの曲も、別に難しい訳ではなかったのですが、

チューバと弦楽オーケストラのためのConcertino、

あの、オーケストラの部分をオルガンで弾くっていうのが、とにかくヘビーでした。
今だから書くけど。

楽譜もピアノ版を書き直さずにそのまま使ったので、楽譜を読むのに時間がかかりました。
オルガン用に手足分3段に楽譜が分かれていれば、どの音を体のどのパーツで弾けばいいのかと本能的に読んで弾けるのですが、楽譜上のどの音を弾かないようにして、どの音を手で弾いて、どの声部を足で弾いて......って考えながら体に憶えさせていくのは、非常に時間のかかるものだって今更ながら感じました。(簡単な曲なら別にいいんだけれどね。)
それから、オルガンの作品には有り得ない音形、これも弾くのがとっても大変でした。
時間的にも、音符の数からも、レーガーやヴィエルネや、練習するのが非常にめんどっちい部類の現代曲(いえいえ、現代曲全般がめんどっちいのではありません。現代曲弾くの、基本的に大好きです。バロックよりも性にあってるような気がする。でも、オルガンのこと、ご存知ない作曲家さんの作品とかだと、苦労することも多いンですぅ。)に比べれば簡単そうなのですが、
いやぁ〜、それがもう、とにかく大変だった、の一言。

ママ曰く、
アヤがそんなに大変という曲というのはいままでになかったから、聴いてみたいわぁ!
......って。

本当に、夜寝れない程一つのコンサートに緊張する、というのは、大学時代の試験の時以来でした。全く......。こんな感覚、忘れていたわ。

でも、本当に、とてもいい経験になって、とても楽しいコンサートでした。
この機会を与えてくださったチューバの北畑氏には感謝、感謝です。

彼のプログラムの構成の仕方、プログラムに対するこだわり方も、私の考え方に何だか似ていて、同調できるものがありました。
一番最初にお話をいただいた時は、チューバとオルガンなんて大してオリジナルの曲がないので、良く知られている旋律をアレンジしたものか何かかなぁ......って思っていたのです。
それが、蓋を開けてみれば、バッハ&クッツィールonlyのプログラム!!
これは、是非、弾かせてください!っていう企画だったのです。

不思議なことに、こうやって、練習時間が莫大に必要なコンサートを受けると、その間は他の仕事は入ってこないようになります。
あたかも、神様が、「真面目に練習しなさい」って機会を与えてくれているよう。

経済的に考えれば、音楽家のすることってもの凄く、ナンセンスなことが多いと思います。
でも、練習した時間、そしてコンサートを弾く機会、それらは全て、会社にでも事務所にでもなく、私自身へした大きな投資なのです。

今、すぐに経済的な見返りがある訳ではない、でも、私自身がこのような経験をさせてもらえる、ということは、何にも勝るありがたいことだと思っています。

それに、音楽を通して、又、新しく素晴らしい人たちと出会えました。
音信不通だった人とも、久しぶりの再会ができました。
世界が豊かに広がっていくのが、とっても、とっても嬉しい。

北畑さん、本当に、ありがとう!



......そして、この週末、お疲れ休みも兼ねて、ちょっとだけ放浪してきました。

土曜日の夜のてんぷら屋さんでの出来事。

カウンターの隣席に、とても人品の宜しそうな、初老のご夫妻が座っていらっしゃいました。
てんぷらをお好みでオーダーされていたのですが、そのオーダーの仕方が、もう、何とも言えない程、気持ちいい。
カウンターの後ろで作っている方たちとも、歯切れの良い会話をやりとりしながら、
いかにもおいしそうに時間を楽しんでいらっしゃる。
メゴチを頼んで、私はいらないからと遠慮する奥様に、これはおいしいから、と、ご主人の方がメゴチを半分にしてはひょいと彼女のお皿につっこむ様子も、羨ましく微笑ましく。

私は白ワインを飲みながらてんぷらをいただいていたのですが、
そのうち、ワインクーラーに入っているワインのボトルをご覧になって、
「ねぇ、大将、あれは何?」
と、大きな声で聞かれて。
大将の方が困ってしまって、
「あれはあちらのお客様の白ワインです」
...と、ちょっとしどろもどろ。
大将、こちらには
「すみませんねぇ.....」という顔をしながら。

で、又、ご主人の方、大きなお声で
「ワインですかぁ。そうですかぁ。私はワインのこと、あまり判りませんけれど、そんなものを飲んでてんぷら、美味しいんですかぁ?」
奥さんには「そんなこと言わないでください」と小声でたしなめられ、大将の方はもっとこちらにむけて「スミマセン」のまなざしを向けてきて。

わはは。こういう気っ風のいい人、私、好きだわぁ。

ついに、
「一杯、お飲みになりませんか?」
と聞いてしまったら、ご主人、
「いやいや、いいんです!」
っておっしゃって、ご自分で、グラス白ワインをオーダーしていらした。

それからの楽しいこと!

ご夫妻の仲の良さを見るのも嬉しき、
知りたい事は知りたい、食べたいものは食べたい、おいしいものはおいしい、と、気持ちのよい生き方をしている紳士に見知り合えたのも嬉しき。
とても短い時の間ながらも、おいしいてんぷらに加えて素晴らしい人生の先輩たちの生き方を、垣間見学できたような気がして、とても幸せでした。
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by mausmirabilis | 2008-05-25 19:46 | 風琴徒然

荒海・コンサート

普段は穏やかな、海岸に面した公園。

海の公園らしく、ポセイドンや人魚やイルカの大きなブロンズのオブジェが、
20体程かたまって広場に配置してある。

その広場からは海に向かって小さな100メートル程の遊歩道が設置されている。

遊歩道の終わりは、もう、海の上。
ちいさなあずまやとなっており、なぜか、オルガンの演奏台が設置されている。



しかし、

その日は大雨、大波。

普段は散歩に丁度いい広場も、海の一部と化している。
ポセイドンも人魚姫たちも、そしてイルカも、あたかもごとく泳いでいるように見える。

波は、2メートル近いブロンズ像の頭のあたりから腰のあたりまで、大いにうねっている。

その中を、わたしは必死で波に流されそうになりながら、ブロンズ像につかまりながら、あずまやへ辿り着こうとしている。

なぜならば、そこで、コンサートを弾かないといけないから。

演奏台まであと数メートル、のところで、
目が覚めた。

あーぁ、とっても疲れながら起きた今日の朝。
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by mausmirabilis | 2008-05-22 22:53 | 風琴徒然

リンクをこちらにまとめました

*とりあえず*
わたくしの公式HP www.aya-yoshia.de
今までの砂場のようなお遊び場。しっかり砂漠化している。
(過去のブログ少々有り。) mausmirabilis

*中部地方の音楽情報*
www.pippo-jp.com

*教会音楽仲間*
パウラさん 風琴抄
加藤千加子ちゃん 金色のパイプオルガン

*お友達*
イラストを描いてくれるお友達、芳川豊さんのHP 夕金色の街
私の大好きな作家さん、神江京嬢のHP 京とまゆみの掘ったて小屋
合唱部以来のおともだち、saiちゃんのブログ とりあえず描け!

*コンサートにいらしてくださる方々*
ブリティッシュ・アカデミーさま ブリティッシュ・アカデミー 科学と宗教ならびに教養と民俗の協同と連帯
アトリエファブルさま Mutsumi's Herbal Life
瑞穂の隠者さま つれづれ写真草紙
ららさん ららさんのつれづれ草
古都探偵日記さま 古都探偵日記
月探偵さま 月探偵
......なぜか「つれづれ」と「探偵」が集まります......。(そういう私も「風琴徒然」)
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by mausmirabilis | 2008-05-22 07:08 | Links

この頃のコドモ事情

今日、地下鉄の中で、中学生っぽい子たちが入り口付近でだまだまになっていた。

ちょっと迷惑だよ、って思った。

でも、子供達同士でしている話が面白かったので、つい立ち止まってしまったワタクシ。
(他の人にもっと迷惑だったりして......。)
どうも、今、試験中だか前だからしく、世界史の試験問題について問題を出し合っている。

「アウグスブルグの宗教和議」は何年か?

......ええっッ、ちょっと待った。
それは、ルターの死後だから、1550年ごろだったっけ?

しかし。
問い掛けられた男の子は考えていたのだけれど、隣にいた男の子が、
「ア、1555年。この前授業にでた。」
って。

へぇ~~~~~。と、ちょっとびっくりした。
すごいね、よく、こんなあなた達の生活からかけ離れたこと、覚えているなんて。
別に、皮肉でも、何でもない。
本当に、今の中学生に想像もつかないようなことがその当時やその前後に起こっていたのに、年数は知っているんだ。
偉い、と、思った。(ついでに、私も憶えさせてもらった。ありがたい。)

でも、さぁ、君達、アウグスブルグってどこにあるのか知っているの?
宗教和議の前には、何が起こっていたか判っているの?
マルティン・ルターって、だれだか知っている?何をしていた人か知っている?

よほど聞きたかったけれど、へんなオバサンって思われても嫌なので、黙ってた。

で、
次の質問。

「ヴェニスの商人」や「ハムレット」を書いた作家の名前は?

「そりゃぁ、もう、シェークスピアですがな。」
と、私は思ったのですが、
中学生クン達、

「............」

と無言お手上げ状態。

これにも又、アヤチャン、びっくり仰天。
ちょっとちょっと君達、宗教和議はどっちでもいいからさぁ、中学生でもシェークスピアの名前ぐらい、知っておくべきじゃない??????

で、問われた男の子曰く
「ア、それ、まだ授業に出てない。」

ここで再度こけそうになったワタクシ。

えぇ~、授業に出てきたことは知っているけど、そうじゃないものは知らないの???

もう少し話しを聞いて痛かった、じゃない、いたかったけれど、私の方がタイムアウト、乗り替えをしなければいけない。
時代ってかわるものなのねぇ......。

世界史、もう少ししっかり因果関係がわかるように授業は出来ないのかしら?
世界がもうちょっと広がる、せっかくのチャンスだと思うのだけれど。

本読むのも、面白いよぉ。
見えない世界がたくさん開けてくると思うけど。

でも、みんな、元気で大きくなってね。
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by mausmirabilis | 2008-05-22 00:28 | 風琴徒然

本日の風琴亭、 izumimirunさんに感謝!

しゃっきりレタスとわかめのにゅうめん

izumimirunさんのサイト、はっきり言って、新日本語で、とっても「はまって」います。
最初は本屋さんで「野菜のごはん」という野菜のレシピの本を見て、
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「あぁ、こんなレシピ集、さがしていたのよ!」
と思い、わたしのぶんと、野菜も、じゃなくって(夕べ酔っぱらいながら書いたら野菜も魚も嫌いな、と、なっていた。あちゃちゃ。)、お肉も魚も嫌いなママの分も買ったのですが、
その後、izumimirunさんが私と同じexciteにブログをお持ちの事が判明、
以来、毎日のようにバイブルのようにこのサイトを参照させていただいています。

私の日本食のレパートリーが、あまりにも少ないので、日本にある食材で何を作っていいのかが判らないことが多く、このサイトはとっても便利!

でも、洋食をつくる時にも、結構野菜のハンバーグのレシピなんかがとても役に立っています。生クリームのかわりに豆乳、というアイデアも斬新でした。
とってもありがたく、応用させていただいています。
中華風なものも、とてもありがたい。

で、今、我が家で一番ヒットなのは、おネギのしゅうまい!

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http://izumimirun.exblog.jp/6233475
こちらにリンクがのっています。

おねぎと、オートミールと、シュウマイの皮しか必要がないのに、このおいしさはとてもミラクル。


あと、今日のお食事の最後に、冒頭のにゅうめんを作ってみました。

なんだか想像ができなかったのですが、作ってみると、
超 絶品。



ゆずこしょうのかほりが、とてもお上品。
で、レタスのかほりとわかめのお味と絶妙にマッチしている。

普通では私にには思いつかない様なレシピなのですが、
とてもおいしゅうございました。

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とってもおすすめです。
彼女のサイトに出会ってから、
野菜料理を中心にしたい風琴亭で、どの程度までヴィーガン等に対応していけばいいのか、など、の考えが自分ですこしずつ出てきました。

izumimirunさんの様な素敵な女性に出会えた事を、とってもとっても感謝しています。
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by mausmirabilis | 2008-05-20 22:45 | びすとろ風琴亭

グレゴリオ聖歌の楽譜の読み方1

先回(2008.05.16.)の内容を簡単にまとめておきます。
というか、少しずつ項目別に分けた方が読み易いかと思いますし、私も一回のブログで90分の間にお話した事全部をまとめるのは大変なので、その日その日に書ける範囲でupして行った方が、息が続きそうです。
もし、ご質問等があれば、コメント欄にお書き下さいまし。

まず、今日は読み方から。
これは一番最初に実習した、午後の祈りの導入部です。
(司祭)神よ、わたしを力づけ、
(答)急いで助けに来てください。栄光は父と子と聖霊に、初めのように今もいつも世々に。アーメン。
というテキストです。

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一番左にある四角が上下に繋がっている記号が、ド音記号です。(ハ音記号の前身です。普通のペンで書くとCという文字に見えますし、ドの音であるCを本当に表してもいます。)
この記号の間にある線(この楽譜の場合は上から2段目)が、「ド」の音である、ということを表します。
この記号は移動しますので、気をつけましょう。
又、この記号は、ピアノの鍵盤と楽譜の様な関係の絶対的な音の高さを示すものではなく、半音がどこにくるか、を表しますので、実際の音の高さは、歌うグループの歌い易いところで決めればよいかと思います。

この他にも、ファ音記号があります。ド音記号の左横に棒線が上下にひっぱられています。
この場合は、この記号の間の線がファの音である、ということを示しています。

そして、その次の四角い物体が、音符です。
この楽譜の場合、Deusという言葉はド・ドと読みます。
結構簡単ですね!
四角が単独で書かれている音符をpunctum(プンクトゥム)と言います。

Deusの後に出てくる一番上の線にかかっている「ちょん」は、ブレスの記号です。
ブレスの記号としては、この記号と、真ん中の2本の線にかかっているものと、一番上から一番下の線にかけてかかっているものの3種類がありますが、線が長ければ長い程、間を置く、ということです。
ですのでこの「ちょん」は、本当に息を吸ってすぐ次を歌いましょう、という印です。
3列めの終わり、Sanctoの言葉の後に、上から下までの長い線が出てきます。
この線が出てきたときは、大きな大きなヨーロッパの聖堂で歌ったときに、この線の直前の言葉が残響としてまだ響いているのを一度聴くぐらいの間を空けてください。ゆったりとした間です。

楽譜に戻ります。
In adjutoriumという次の言葉のtoの部分に、ド音記号の様に、四角が上下に団子状になっている音符がありますが、これは、下の音符から上の音符へ上がりながら歌う、という記号ですので、この場合、ド・レの両音をtoの言葉のときに歌います。
同じように楽譜一列目めの一番最後の言葉intendeのteのところにも四角串団子がありますが、これはシ・ドと読みますので、intendeはド・シド・ドとなります。
この四角串団子は、pes(ペス)という名前です。

複線は、現代の楽譜の複線と同じ様な意味だと思っていただいて構いません。

そして、複線の後の、音符の半分程の四角とそこから上にのぼっている短い線、これは、次の楽譜の列がどの音からはじまるのかを教えてくれる、親切な記号です。

これで、もう、最後のAmen(アーメン)まで楽譜は読めますね!
最後のAlleluja(アレルヤ)のluのところに、今度は、左から右へ斜めに並んでいる音符が出てきます。これはClivis(クリヴィス)という名前で、左の音符から右の音符へと読みますので、レドとなります。Alleluja全体では、ド・レ・ドシ・シと読みます。
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by mausmirabilis | 2008-05-19 09:40 | グレゴリオ聖歌

昨日の風琴亭

なぜか、私のブログや日記は、今日書いても昨日のことを書いていることが多い。

なぜかと考えると、

夜、風琴亭を開亭して、お酒の類いを飲んで、おいしいものをいただいて.....のあとは、もう、まともに何かを書く思考能力が欠けてしまうため。

結構、夜中に「はたっ」と目がぎんぎんに醒めて、
「あれっ、お台所は片付けたっけ?」
「シャワーは浴びたっけ?」
「歯は磨いたっけ?」
と考え込んでしまうこともある。

大抵の時は、ちゃんと、お台所もきれいに片付けて、お風呂にも入って、歯も磨いて、それどころかeMailもちゃんとチェックしてまともな返事まで出している。
実は、酔っぱらいながら、ジャムまで作ってしまっていたこともあり、このジャムの事は、朝起きてから、「ナンじゃ、コレ」って感じで、おぼろげに思い出していた。(消毒だぁ〜〜〜〜って言って、パパのウィスキーをじゃぼじゃぼかけたのを、そういえば、と、後から思い出した。)

で、
本題に戻って、
昨日の風琴亭。

昨日は、パパが半年振りぐらいに釣りに出かけて、キスなんかを釣ってきてくれた。

実は彼、2月の始めに、もの凄い大手術を受けている。
その前数ヶ月は勿論、海までの遠出をすることなど考えられなく、その後もモノが食べられるようになるまで、釣りなんていうことは考えられなかったので、
そこまで、又元気になってくれたことが、とにかく、
うれしい!!!!

昨日は潮も関係して、あまり、釣れなかったらしい。
(釣れないと、船屋さんがおみやげをみんなにくれるので......。)

船に乗っていた人は、大抵一桁の結果だったという。

うちのパパは、浜名湖の漁師として育ったような人なので、それでもちゃんとキス17尾、釣ってしまったのが気の毒なようなカレイの赤ちゃん2尾、真鯛のちっちゃいの1尾ぐらい釣ってきてくれた。

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しかし、おとーちゃんよ、このご立派なカレイはどこに消えたのでせうか?
ウチには到着していまへんで......。
ま、別にいいけど。(まとばやさんのHPでこの写真めっけた。)
優しいパパのことなので、もしかしたら、船で誰かにあげたのかも知れないし。



ウチの到着したすべてのお魚さんが、お刺身、塩焼き、てんぷらに化け、それはそれは幸せな風琴亭でした。

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お魚に、こんなに香りがあって、甘みがあるなんて、なかなか経験できない。
それぐらいおいしかった。
もちろん、お魚さんたちには、ありがとう、そして、かれいの赤ちゃんたちには、ごめんねっていいました......。

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それで、
愛玩猫のアグネス、
とにかく、一晩中、必死。

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でも。
真鯛が風琴亭には見当たらなかったので、結構アグネスの胃袋に収まってしまっているのではないかと思う。
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by mausmirabilis | 2008-05-18 22:36 | びすとろ風琴亭