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風琴亭

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パイプオルガンの練習・その弐・譜読み付けたし

昨日は、
ゆっくりと始めてテンポを徐々に上げて行く
と、書きました。

大事なのは、
これを、毎日、もしくは毎回の練習ごとに続けていく、
ということです。

昨日、テンポ80まで弾けた、とします。
今日同じところを弾いて、テンポ80から始められるか、というと、
これが結構そうでもない。
あきらめずに、又、テンポ40の、「本当に」今日、弾けるところからもう一度始めてみてください。
もしかしたら、今日は、テンポ88まで弾けるようになっているかも知れない。

明日も又、すぐにテンポ88からは弾けないことでしょう。
でも、テンポ40のかわりにテンポ60から始められるかも知れない。
そして、テンポ92まで弾ける様になっているかも知れない。

もしかしたら、毎日同じテンポ80で限界に達してしまうかもしれません。
それでも、あきらめないで。
来週になったら、「あれ、こんなに弾けたっけ?」と思う程、効果がぐ〜んとのびている筈です。

人間の脳には限りない可能性があります。
今まで使っていなかった神経を刺激していくのですから、それなりの時間はかかるかも知れない。
でも、脳は毎回、どの瞬間にも学習しています。
だから、弾ける様になります。

それから。

どんなに遅いテンポでも
「弾ける!」
ということを私たちが
「知る」
ことも、大事です。

「難しくて弾けない」
と思ったり、信じたりしてしまえば、もちろん私たちの心は
「弾けない」
ことを経験しようとして、本当に弾けなくなってしまいます。

でも、
「弾ける」
ということを「知って」いれば、
自信がつきますし、このゆっくりのテンポで弾けるのだから、次のテンポでも弾ける筈(弾けるようになる筈)と、信じられます。

脳と心、もしくは体と精神と魂の全てが「弾ける」ことを「経験」するのが、練習でもあります。
by mausmirabilis | 2008-05-02 11:07 | 風琴指南