人気ブログランキング | 話題のタグを見る

風琴亭

fuukintei.exblog.jp
ブログトップ

11月3日のリサイタル Veni, Sancte Spiritus

11月3日 リサイタルを行います。
私の半世紀人生の総まとめとなります。

後半に演奏するJeanne Demessieuxは今年生誕100周年を記念します。
パリの聖マドレーヌ教会(寺院とも言われます)の首席オルガニストで、鬼才としか言えないような音楽家でした。デビュー前は1日18時間教会に篭って練習をしていた、何十ものコンサートをこなしたアメリカツアーでは全て異なるプログラムを暗譜で演奏した、などエピソードは多くあります。
惜しみない努力の上に抜群の才能を開花させたオルガニストとして、私が最も尊敬する人でもあります。

私はデメッシューを超えることなく歳ばかり越してしまいましたが、彼女の作品を紹介し続け、そして作品のなかに込められた祈りを解き放ちていきたいと思っています。

今回は、倉知可英さんとダンスカンパニーの群舞により、音楽だけではなく踊りを通しても、オルガンの響きの中に込められたものが表現されることとなります。
昨日倉知さんのスタジオにお邪魔してリハーサルを拝見させていただきました。
私には可英さんの踊りの気迫と熱い思いに圧倒されて、言葉なく呆然と立ち尽くしていた、というのが本音です。このダンスだけでも、ぜひ観にいらしていただきたいと思いますが、作品自体がなかなか世界でも演奏される機会が稀です。
ぜひぜひ、多くのみなさまに知っていただきたいプロジェクトです。

また、前半は、
グレゴリオ聖歌 続唱 Veni Sancte Spiritus (グレゴリオ聖歌独唱&ダンス)
バッハ 幻想曲「来たれ、聖霊よ」(オルガンソロ)
で始め、
バッハと同世代のフランスバロック作品を、当時の典礼で演奏されていたアルタナーティムというグレゴリオ聖歌と器楽演奏を交互に演奏する方法でお届けします。
グリニー 賛歌 「Veni Creator Spritus」(グレゴリオ聖歌&オルガン)

前半の最後は、中世の修道女 聖ヒルデガルドの聖歌
「聖霊の続唱」
をソプラノソロでお聴きいただいたあと、この聖歌を元に夫が作曲したトッカータを世界初演します。

グレゴリオ聖歌と聖ヒルデガルドの聖歌は、私の名古屋少年少女合唱団時代の憧れの大先輩の加藤佳代子さんが歌ってくださいます。無垢で心にダイレクトに語りかける佳代子さんの聖歌も、是非多くのみなさまに聴いていただきたいと思っています。

全てのプログラムを通して、私たちがこれから自分たちの未来を自分たちの力で開き築いていく力を感じられるパイプオルガンの響きをお伝えしたいと思っています。

どうか、多くの方と、この、祈りのひとときを共有できますように。

コンサートの詳細はこちら

演奏者3人の思いはこちらからお読みいただけます。

チラシはこちら()(
です。



by mausmirabilis | 2021-10-17 12:54 | コンサート関係