急遽コンサートの代理を弾いて、思い出しました。
ドイツのオルガニストや教会事務所には絶対置いてあるものの一つが、「ウチの教会でミサや礼拝のオルガン当番を代わってくれる人」の電話リスト。
オルガニストだって風邪をひいたり、休暇を取ることがありますので、そんな時に代理になってくれる人のコンタクトアドレスは、非常に貴重な存在です。
なぜならば、普通の同僚は、自分たちで日曜日などの同じ日に同じ様な時間に、同じ様な仕事をしているので、代わってもらえないから^^;
どんな人が代理になってくれるのかと言うと、
・大学や専門学校で教会音楽を卒業した本職(A級&B級)
(かなりレアな存在。コンサート業が忙しいので教会に雇われていないか、定年退職した人とかの類い。)
もしくは、
・C級の資格程度は弾けて、大きな曲は弾けないけれど、典礼を弾くには充分信用がおける人たち。
(この人たちは、別に職業を持っていて、アルバイトのようにオルガンを弾いている)
でも、たまに、ブラックリストみたいなものがあって、
・どうしようもない時だけに、声をかけてお願いする人
のリストもありました。
どんな人たちかと言うと
・かなりの確率で遅刻するかミサを忘れる
・自分は弾けているつもりが、全く弾けていないので、伴奏が歌の邪魔になる
・前奏が長過ぎる
・司祭との相性が悪い
・代理で来るだけなのに、オルガンについて文句を言ったり、オルガンを改造しようとする。もしくは説教の内容に文句をつける(いらんお世話だって。)
などなど。
あと、「この人は、夏場は呼ばないでください」と言われていた人もあり。
なぜかと言うと、夏の暑い時期になると、オルガニスト席(2階)で上着全部脱いでしまい目のやり場に困るから、だそうな。
そう言えば、ナナハンのオートバイで教会に乗り付けて、全身黒装束にヘルメット付きで教会に入ってきた同僚は、その後、教会内ヘルメット禁止令が出されていました。
そんなリストが、個人情報とは関わりなく、結構流通しているものです^^
***
今日のオルガン。
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