今年こそは、ご健康に恵まれ、神様のお恵みに満たされました良い年となりますように!
龍年と言えば......ドラゴン。
実は、何を隠そう、ドラゴンは私の憧れ。
いえいえ、名古屋生まれだからドラゴンズ...なのではありませぬ。
(あ、もちろん、ドラゴンズが勝てば、名古屋人としてはうれしいですよん〜)
子供の頃から猫は家にうようよとおりましたが、本当は、ドラゴンが欲しかった。
あ〜、別に、大きな池の底にとぐろをまいて天高く登って雨を降らせるような大きなのではなく、にわとりぐらいの大きさで、ちょっとだけ「ふっ!」と火を吹くようなの。肩にとまらせて、歩き回りたいです〜。
生涯今までにたばこを吸ったことはないけれど、タバコやろうそくの火を着けるぐらいには役立ちそうな程度で^^
昨年、ブータンの国王がいらした際に、被災地の子供たちに「あなた方の中には龍がいます」とおっしゃった言葉も、涙が出そうな程共感しました。
龍=人格は、何とでもなるもの。
コントロールがきかなくなる程荒々しい性格の龍になれば、エゴイズムに操られてしまうでしょう。
でも、自分の中の高貴な部分を龍に託せば、この地上にいる自分に、この神獣は天へまでの道を繋げてくれることでしょう。
自分の人生も今まで、何度となく龍に照らしあわせることがありました。
(この場合の龍は、肩乗りドラゴンではなく、天高く昇る龍です〜)
例えば、何もうまく動かないときには、今は、龍が穴に引っかかってしまってもがいている時、とか、龍が栄養を貯めて大きく育つ時...とかと、考えていました。
でも、その後には絶対、龍の飛躍の時期が来る。
龍が天に向かって昇る時は、大きな力が放たれる。
自分の想像のつかない力が放たれて、物事が必然的に、ポジティフな方向へと動き出す。
そんな神(と呼ばれる存在)への絶対的な信頼感をも、「龍」という神獣は私の中で示しています。
キリスト教でそんな龍は出てこないので、随分矛盾していると言えばしているのですが、まぁそれはアジアに育った私ですので(最初の15年ね^^)、あまり深く追求しないでやって下さい(笑)
今年はどんな年になるのでしょう。
マヤ歴では、カレンダーが終わるので、世界が終末を迎えるとか、魚座の時代から水瓶座の時代へ意向するから新しい時代が始まるとか、色々言われます。
確かに、多くの政治的な権力が崩壊を向かえ、歴史上では一番進化していると言われるデモクラシーや自由経済のシステムさえもが、破綻の危機を迎えているかのごとく思われます。
突き詰めてみれば、確かに、デモクラシーも自由経済も、当初の理念を離れ、人の為の民主主義ではなく政党の為の政治システムと化し、自由経済も働き賃金を得、円滑な経済活動の基盤となる労働者の為のものではなく、ただ単に企業の利益のために機能せざるをえない状態に陥っているように思われます。Um-denken=考え直す時代に来ているのでしょうか。
でも、だからと言って泣き言を言っているだけでは、やはり社会は変わらないと思います。
ここに生を恵まれて生きている私たちひとりひとりが、この地球を構成する一員として、責任を社会に転嫁するのではなく自分自身のうちに新たに感じ、エゴイズムではなく世界にとって正しいと心の底から信じられる行動をとることが、これからの時代には求められているのではないかな...とも思います。
(マスメディアが強い時代ですので、随分「自分の意見」と思うことが実はマスメディアに操られていることだってあると思います。)
もう一度ブータンの国王のお言葉をお借りしますが、神獣=聖なる生き物であり、神格化さえされる生き物である龍は自分自身でもあることを思い、龍を愛し、育て、この地と天を結ぶものとし、地上に恵みももたせるものとして自覚できる年となることを、私は私自身にも願っています。
みなさまにとっても、良きお年となりますように。
心からお祈り申し上げます。
(それから、ドラゴンズが快勝しますように....って??(笑))