人気ブログランキング | 話題のタグを見る

風琴亭

fuukintei.exblog.jp
ブログトップ

打ち合わせ

今年の「名古屋オルガンの秋」のお題は「和の響き」。
お友達の加藤千加子ちゃんが、「篠笛とオルガンってどうですか〜」と提案してくれたのがきっかけです。

で、今日は、篠笛や龍笛などを演奏してくださる竹内明彦先生、そして加藤千加子ちゃんと、新作の担当をしてくれるマイヤー=フィービッヒ・キョージュと打ち合わせをしてきました。
竹内先生は、もの凄く偉い人なのでとっても緊張して行きましたが、偉い人、出来る人、は、人間が大きいのだなぁとただただ感嘆するのみ。「和の響き」などと大きな口をたたいたものの、実際邦楽や和楽器の事を何もしらないわたくし。
先生にお会いした瞬間から最後の瞬間まで、とにかく新しいことばかり教えて頂きました。感謝。

打ち合わせの時には、一番最初にキリスト教が禁止される前に作られたと思われる龍笛を見せて頂きました!!
打ち合わせ_f0160325_1784275.jpg

甲冑の騎士が右と左に。そして、上の方には、十字架が刻まれています。
わ〜びっくり!触らせて頂いて感激です。

その他にも、いろいろな笛が竹内先生のかばんの中にはごろごろとあり、それを見せていただきました。
打ち合わせ_f0160325_17102059.jpg


楽譜は、ちらりとしか拝見できませんでしたが、本当に「ピ〜ヒャラリ」と書いてあるのですね!
これもまたびっくり。

オルガンと日本の笛の作品は、既存のものでは無いため、コンサートで演奏する曲をどうしようか...というのがまず一番の課題です。
でも流石の3人、委嘱する新曲の他にも、いろいろなアイデアがとびかっていました。
例えば、織田信長なんかが聞いたと思われる当時のオルガンの作品に、そのころの武士が「それでは我も〜」と飛び入りで笛を演奏したらどうなっていたか?とか??

何だか面白いことになりそうで、とても楽しみです!
そして、竹内先生、千加ちゃん、キョージュさま、どうぞ宜しくお願いいたします。

打ち合わせ_f0160325_1712999.jpg


こちらのコンサートは
2011年11月13日(日)15:30より
カトリック五反城教会
で行なわれます。
皆様のお越しをお待ち申し上げております。

オルガンの春・秋の詳細、またおいおいお知らせします。
どうぞ宜しくお願いいたします!
by mausmirabilis | 2011-02-13 23:04 | コンサート関係 | Comments(0)