7月4日(日)14時30分より、カトリック南山教会で、インドにあるシューベルト村という、子供・学生の教育施設のためのチャリティーコンサートを行ないます。
有名な合唱曲や、軽快なバッハの作品、荘厳なデメッシューのテ・デウムの他にも、J. アランの連祷、そして、あまり聴く事のできないインドの神・アニュイ・ヤヴィシュタの2つの舞曲も演奏されます。
寄付は、できればお願いいたしたいとは思いますが、基本的に入場は無料ですので、どうぞ皆様お誘いあわせの上、お気軽にいらして下さい。
インド・シューベルト村のためのチャリティーコンサート
すべての国よ、主を賛美せよ。すべての民よ、主をほめたたえよ。
Laudate Dominum omnes gentes, laudate eum omnes populi
Programm
合唱
J. S. バッハ カンタータ147番より「主よ人の望みの喜びよ」
W.A. モーツァルトアヴェ・ヴェルム・コルプス
C. フランク パニス・アンジェリクス 他
パイプオルガン
J. S. バッハ トッカータ、アダージョとフーガハ長調 BWV564
J. アラン アニュイ・ヤヴィシュタの2つの舞曲・連祷
J. デメッシュー テ・デウム 他
オルガン吉田 文
指揮吉田徳子
合唱Vox Angelica 南山短期大学聖歌隊
2010年7月4日(日)14:30開演(14:00開場)
場所 カトリック南山教会大聖堂
昭和区南山町1
入場無料 コンサート後にインドにある「シューベルト村」への寄付をお願いします
主催 「インド・シューベルト村のためのチャリティーコンサート」実行委員会
後援 南山学園南山短期大学
お問い合わせ先 南山教会 Tel.: (052) 831-9131
インド・シューベルト村 とは......
神言会司祭のヨハネス・シューベルト神父が初めてインドに行ったのは2003年1月でした。日本で助階したインド人神父が新司祭としての初ミサを故郷で行なった際に、神言会の代表として同行した時のことでした。
そこで、インドの神言会司祭であり、カダベンディ村の現地人の間で活動をしているAntony Samy神父に出会いました。
この地方の子供たちは、保護者の殆どが農地を持たない小作人で、子供を学校に通わせることができません。これらの貧しい6歳から17歳までの子供に勉学の場を提供するという事は、子供たちの人生を未来へ向けて開くという事でもあったのです。
この子供たちのために学校を建てる事が夢であったSamy神父の熱心な依頼を受けたシューベルト神父は、日本から支援者を募り、学校建設資金を集める決意をしました。
それ以来、2003年には学校建設用地の購入、2004年には学校校舎が完成され「St. John de Britto School」と名付けられた学校で初めて授業を行なうことができるようになりました。その後も女子学生寮、教会、職員住宅などが建設され、現在では1300人の生徒が通学し、その中の400人が寮と学校の一角に住んでいます。
この学校一帯が、「シューベルト村 (John Schubert Nagar)」と呼ばれるようになりました。
子供たちの未来
St. John de Britto Schoolでは、授業が全て英語で行なわれています。低学年の子供たちでさえ、驚く程の英語力を既に身に付けることができる上、英語で行なわれる授業が子供たちの能力を伸ばしている為、学力も他の学校より突出し入学希望者も多くなりました。この学校の設立によって、最下層であり無学の家庭の子供たちに、それまでは想像のできなかった将来への可能性が与えられるのです。
シューベルト村へのチャリティー
しかし、まだ女子寮の中にはベッドがなく、学生たちは硬い床の上で寝ている状態です。寮生は、3度の食事を取ることができますが、通学する多くの生徒は、学校で出る栄養の良い1日1度の給食だけで暮らしています。
寮がなく、毎日学校に通う方法のない男子生徒の為の男子寮の建設や、終身スタッフの家、そしてある程度の自給自足ができるようになる為の畑用地の購入も必要とされています。
そして、今後とも、一人でも多くの子供に教育のチャンスが与えられるように、一人あたり年間に3万円かかる生徒の奨学金も、随時募っております。
この支援計画にご賛頂けるようでしたら、コンサート後の募金にご協力頂けます様お願い申し上げます。
チラシのpdfはこちらからダウンロードできます。
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