最後のブログの投稿から11日も過ぎていた。
カトリック東山教会のクリーニングが始まった時以来なのね...。
こちらのオルガンはもう、とっくにぴかぴかになおり、オルガン屋さんも火山噴火にドキドキさせられながらも何とか22日の木曜日の飛行機にのって、無事帰りました。
オルガンをつくった会社でもあり、今回クリーニングとオーバーホールにも来たのは、ケルンにある「ヴィリ・ペーター」という名前の会社。
ライン河の向かって右側の(ケルン人に言わせれば、「間違った側=Schael sick」なのだけど)河の近くにある工房です。
扉には、オルガンの装飾されたパイプが埋め込んであります。
こんな扉のある家に住みたいなぁ...って、実は学生の頃から思いながらよく前を通っていたものです。
あの頃は、こんなにペーター社と仕事をすることがあることになるなんて、思ってもみませんでした。
これは、工房内で組み立てかけのオルガン。
古いイギリスのオルガンをエルサレムの教会に輸出するので、亜熱帯気候仕様に仕上げているそう。