「予約投稿」ならぬ、後だし投稿の巻、その1。
...私の通っていた小学校は、日記を書くのが宿題だったので、夏休み、冬休みは、終わり頃がもう本当に大変。(毎日コツコツと宿題をするタイプではないのです。)
何月何日に、何をしていたなんか、とうに忘れている。どうやってお茶を濁したのかは忘れたけれど...。
...結局、大人になっても、同じ事をしているようです。
ここ数日、ドイツのうろうろしていたので、インターネットがなかったのも事実ですが。
さてさて、私の母校でもあるケルン音大に、用事があり、行って参りました。
ついでに、新しくできた練習用のオルガンを見せてもらいました!
私がいた頃は、ぼろぼろの練習用オルガンが二台あって。
本当にぼろぼろのがたがたで、結構かわいそうな状態。
そのうちの一台は、作りも結構安っぽかったので、「Ikea-オルガン」と名付けられていました。
あの子たちは、どこへ行ったのやら......。
新しいオルガンその1。
東ドイツのオイレ(Eule=訳すると鳥の「ふくろう」)という会社の楽器です。
別に、「ふくろうオルガン」っていう名前なのではなくって、名字が「ふくろうさん」なのですが。
3段鍵盤ありますが、実質は6ストップ。そのうちの2ストップを鍵盤が共用できるようになっています。
とっても繊細な音なので、長時間練習しても疲れません。で、鍵盤は3段あるので、レーガーやヴィエルネの曲も練習できる優れものです。
でも、結構場所を取ります。私もこんなの欲しいなぁ...って思ったけど、日本の家には少し大きいかも。
こちらはロールフ(Rohlf)という会社の楽器。
練習部屋が狭いので、全体の写真が撮れません〜。
こちらに全体像があります。
鍵盤の写真撮るのも忘れたわ...。
足はこんなSchnabeltaste(鳥のくちばし風の黒鍵です)。
バロックの繊細なタッチが再現されています。殆どクラヴィコードのような感触。
ま、バロックの楽器が全て繊細だった訳ではないですが。
こんな環境で練習ができる今の学生が、とっても羨ましくなりました。
でも、見せてもらえて、楽しかった!
ちなみに、ケルンの音楽大学は、けったいな現代建築です。
扉が黄色、壁は緑、むきだしのセントラルヒーティングは赤...とサイケ。