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風琴亭

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こんなスウェルもあります

パイプオルガンという楽器は基本的にパイプが鳴っているかいないかで音がでますので、一つの音の中での強弱がききません。
それでもクレッシェンド・デクレッシェンド効果を作りたいときに必要となるのが、パイプの入った箱自体を開けるか閉めるかによって音の強弱をつけるスウェルという装置。

これは南山教会のオルガン。結構オーソドックスなスウェル扉です。
上の写真が、スウェルの閉まっている状態、下が開いている状態です。
こんなスウェルもあります_f0160325_1716025.jpg

こんなスウェルもあります_f0160325_17161726.jpg


昨日弾いたマリア・ラーハ修道院聖歌隊オルガンのスウェルです。
これは開いた状態。
こんなスウェルもあります_f0160325_17112772.jpg


閉まるとこんなふう。
こんなスウェルもあります_f0160325_17121516.jpg


穴の部分が少ないので、クレッシェンド効果はあまりないかも。却って、オルガニストが聖歌隊の声が聞けるように耳元に近いオルガンの音量を少なくするぐらいなのかなぁ、とも思いましたが、
でも、このお花みたいな模様になった扉がお洒落で、かわいいです〜。
by mausmirabilis | 2009-09-05 17:17 | オルガニストのお役立ち☆ | Comments(2)
Commented by さと at 2009-09-06 05:12 x
このお花の形のようなスウェル、可愛い☆
パイプオルガンは強弱の変化をつけるのが苦手なんですね。
てっきりエレクトーンでいう、右足ペダルみたいなのが
あるんだと思ってました。

パイプオルガンは、今のピアノのように、大量生産されたり、
中の素材が実はプラスチックってことはなく、
あくまでも職人さんの手作りなのかしら?
なんか、味があってなかなか素敵です♪
Commented by mausmirabilis at 2009-09-06 07:39
さとさま、
エレクトーンの右足ペダルが、実はパイプオルガンのスウェルを真似したものなんですよ〜ん!だからオルガンのスウェルも大抵の場合、右足で開け閉めします。
大量生産されたこともあったけれど(特に工業改革の時代以降ね。)、基本的にはハンドメードで建物に合わせて作られます。
中がプラスチックっていうのは、70年代の楽器の部品の部分に見られます。今になってから崩れ出したりして、結構迷惑。でも当時はプラスチックがハイテクだったのよね〜。今の技術が30~40年後にどのように評価されるのか、気になったりもします。