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風琴亭

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懐かしのカルピス発見

カルピス、というもの自体、何だかあることを忘れていた。

子供の頃はお中元、というと、決まってカルピスがどこからか届いた。
白っぽいのだけではなく、オレンジとか、グレープとかっていうのもあったような気がするけれど、記憶違いかしら?

先日、近くのスーパーマーケットで「復刻版カルピス」という文字が目に入って、何だか懐かしくなって、買い求めてきた。

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私の記憶にあるのは、瓶がもう少し大きくて、包みが紙だった。
紙の包み紙はなんだかごわごわで、上の方には巻くようにねじってあったように思う。
気をつけないと、こぼれたカルピスが紙にくっついてしまったりして、だんだんとそのうちに、紙が汚くなってくるので、瓶の中身が少なくなってくるころには紙がはがされて、黒っぽい瓶が裸で洗い場の下の棚に、梅酒とお酒と並んで置かれていた。

紙はプラスチックの包装に変わっていて、少し味気ないな、と思ったけれど、これもご時世かな。

子供の頃は、水道水と氷でカルピスを割って飲んだっけ。
そういえば、「カルピスソーダ」というものも売り出していて、私はとても欲しいと思ったのだけれど、その頃子供にそんなものは買って与えるようなことはない家だったので、結局飲んだことがないまま、30歳台も終わりの方に近づきだしてしまった。

そうそう、炭酸水、ウチにあった......って思い出して、買ってきたカルピスを炭酸水で割ってみた。
美味しいのだか、そうでないのだか、自分でもよく判らなかったのだけれども、何だか少し大人になった気がした。



懐かしのカルピス発見_f0160325_23295936.jpg

by mausmirabilis | 2009-06-15 23:17 | びすとろ風琴亭 | Comments(4)
Commented by さと at 2009-06-22 03:34 x
私たちの世代はカルピスってほんとに懐かしい味だよね。
今はペットボトルに入ってる「カルピスウオーター」とか、
濃縮タイプのも紙パックに入ってて、
この瓶タイプのはほんとに懐かしい!!!

私の実家はケチだったのか貧乏だったのか、
それともその両方だったのかわかりませんが、
カルピス:水のうちの水の割合が
母が作ると通常よりも高かった気がします(笑)。
大きくなって外で「カルピスウオーター」飲んだら、
「んんーー! 濃いぞ!」って思ったもの・・・!!
以前母にこのことを話したら
家族が多いので、みんなが一杯でも多く飲めるように、
どうやら意図的に薄くしていたようです・・・ははは。
Commented by mausmirabilis at 2009-06-22 08:11
さとさま、
ペットボトルであるんだ〜。濃縮タイプは紙パックなのね?どおりで今まで見つからず、忘れていたわけだ...。
ウチも、結構水の割合が多かったよ。私、一人っ子だっていうのにさ...。
そういえば、子供の頃、私も濃ゆいのが飲みたくって自分で濃いめの作ったら、悲しいかな、薄めの味に慣らされすぎて、濃ゆいのは甘すぎた覚えがある。条件反射がもうすでに植え付けられていたよ。
Commented by cecilia_orgel at 2009-06-22 08:50
とても懐かしいですね。
私もカルピスといえば、このような紙に包まれた瓶です。
お中元でいただくとうれしかった記憶が。オレンジやグレープ、ありました、ありました!!!
今は、イチゴとか巨峰などいろいろ出ているようです。

久しぶりにカルピスを飲みたくなってきました♪
Commented by mausmirabilis at 2009-06-22 22:21
Ceciliaさま、
あ、やっぱり、そうなんだ。お中元の定番でしたよね。
オレンジやグレープの記憶も定かではなかったのですが、やっぱりあったんだよね。ウチのママ、結構保守的なところがあるので、そんなのは人のところにあげちゃっていたのかも知れない。私には、白いカルピスしか憶えがないのです......。あ〜、でも、本当になつかしいわ....。