みなさま、いかがお過ごしでしょうか。
9月も終わりに近づき、やっと秋らしくなってきましたね。
今シーズンのパイプオルガンコンサート、見どころ・聴きどころのお知らせです。
長くなりますが、お付き合いいただけましたら嬉しく思います。
◆ 今年の「パイプオルガン・ブランチコンサート」は、残り2回です。
○ 10月23日(木)10:30 愛知県芸術劇場コンサートホール
饗演!オルガンx 2本のトランペット
ドイツよりリスト音楽院教授のウヴェ・コミシュケ氏から「共演しませんか」とお知らせが来たのが2月。
10月23日のブランチコンサートなら、と決まりました。
いつも共演している武内安幸先生も一緒にと話が進み、さらに名古屋音大の上田仁先生(コミシュケ先生の教え子)から「学生を連れて聴きに行きます」とのこと。
それなら学生も舞台に!ということで史上最多出演者による豪華公演となります。
この日限りの顔ぶれです。どうか会場で“生の衝撃”を体験してください。
○ 12月16日(火)10:30 愛知県芸術劇場コンサートホール
雪降る聖夜のパイプオルガン
クリスマス時期のパイプオルガンブランチコンサートは、いつもの様にソプラノの本田美香さんをゲストとしてお招きします。
本田美香さんの清楚で素敵な天使の歌声とハンドベルの澄んだ響きが、一歩ずつ近づいてくるクリスマスの喜びをとともに、みなさまの心に光を灯します。
終演後の余韻もまた贈りもの。ご家族・ご友人とご一緒にぜひ。
○ 来年度前半の日程は2月12日(木)と5月13日(水です!)が決定しています。どちらも親しみのある作品を魅力的な編成でお届けします。どうぞチラシをご覧いただき、ご予定頂ければ幸いです。
◆ 名古屋オルガンの秋2025(カトリック五反城教会 15:30)
10月5日(日)
大森マイヤー・ユリカさん出演。祖父・髙田三郎の典礼聖歌や宗教作品を歌います。
今回はその存在が忘れられていた『十字架の聖ヨハネ《霊の歌(抄)》』を披露。初演や公演の記録がまだ見つかっていません。
旋律には「青森の子守歌」が織り込まれており、後の作品にも展開された大切な旋律です。ピアノ独奏版を髙田先生自身がオルガン編曲し、1979年に五反城教会で初演。
その改訂版をマイヤー=フィービッヒが手掛けたオルガン版を今回お聴き頂けます。歴史的に貴重な初演・再演を、ゆかりの地で。ぜひご一緒しましょう!
12月7日(日)
クリスマス前に、典礼音楽の源流グレゴリオ聖歌と、バロック期の聖歌とオルガンによる交互唱を中心に。
グレゴリオ聖歌は昨年に続き、長崎にある日本二十六聖人記念館に所蔵されている「アヴィラの聖歌集」から四半世紀沈黙を保っていた聖歌を解き放ちます。
◆ 11月26日(水)18:30 愛知県芸術劇場コンサートホール
パイプオルガンリサイタル The Leipzig Connections 1908
今年の活動の頂点となるリサイタルです。ぜひともこの日だけは、どうかカレンダーに

丸

をお願いします!
バッハの地、ライプツィヒで交差するマルコ・エンリコ・ボッシ、そしてデジュー・アンタルフィー=ツィロシュという2人の全く知られていない作曲家・オルガニストの作品をご紹介します。ボッシは大聖堂に鳴り響くオーケストラのよう、アンタルフィー=ツィロシュは光と色彩がきらめく万華鏡のようです。
最後に演奏するアンタルフィー=ツィロシュの作品「黒人霊歌によるスケッチ」は、愛知県芸術劇場開館後に視察にいらした当時の皇太子殿下・現天皇陛下もお聴きになられた曲です!
陛下はこの曲の途中で移動されたのですが、名残惜しそうにご退場されたお姿は忘れられません。
百聞は一見にしかず!是非この作品が演奏される希少な機会をお聴き逃しなく!
こちらのコンサートが楽しみになる「裏情報」、以下のリンクからご覧いただけます。
時間があるときに少しずつ手を加えていますので、たま〜に覗いて頂くと、何か変わっているかも知れません!
◆ 11月30日(日)14:00 愛知県芸術劇場コンサートホール
アンサンブル・カンタービレ&名古屋混声合唱団 ジョイントコンサート
フォーレ《レクイエム》をオルガン伴奏版で。編曲はマイヤー=フィービッヒ。世界で最も優れたオルガン版と自負しています。合唱×オルガン版だから届く、静かな光と暖かさを精鋭2団体による共演で!
クリスマス関連のコンサートは以下の2回です。チラシはまた別記事にてお知らせしますね。
まずは日程をメモして頂けましたら嬉しいです!
◆ 12月6日(土)13:30 カトリック南山教会パイプオルガンと聖歌によるクリスマスのお話
◆ 12月20日(土)13:30 / 17:00 オリナス一宮 クリスマスコンサート
本物のシスターによる聖書朗読、宗教音楽の研究を重ねているソリストたちの独唱、グレゴリオ聖歌とオルガン。「本物のクリスマス体験」を、クリスマスプレゼントにいかがでしょうか?
そして、これからはパイプオルガンを「聴く」だけではなく、「触り、弾き、楽しむ」身近な楽器としていきたいというのが、私の熱い思いでもあります。
◆ 10月26日(日)名古屋音楽大学音楽祭(通称めいおん音楽祭)
「めいおんパイプオルガンDAY!」を開催。楽器を間近に見て、聴いて、弾けます。お気軽にどうぞ。
◆ 10月28日(火)名古屋音楽大学音楽祭 ピアノxパイプオルガン デュオコンサート
少し珍しい編成の共演です。名古屋音楽大学院が誇る新進気鋭のピアニストとオルガニストたちの演奏で、フランスロマン派時代のオルガン(もしくはハルモニウム)とピアノの為に書かれた作品をお聴き頂けます。
名古屋オルガンの秋実行委員会主催のコンサートは、個人ベースで行なっております。
多くの皆様にお越し頂くことで継続が可能となっています。
どうか、みなさまのお知り合いの方、パイプオルガンに興味を持って頂けそうな方々にもお知らせ頂くことができましたら幸いです。
次の公演へ、未来へ、オルガンと教会音楽の平和の響きと喜びをつなぐために、どうか皆さまのお力をお貸しください。皆さま一人ひとりのご来場と応援が、名古屋に幸せを運ぶオルガン文化を根付かせる原動力です。
お志は大切に活用し、活動の実施(会場費、チラシ等運営雑費、ゲスト謝礼)に充てさせていただきます。
個別の御礼が行き届かない場合がございますが、心より感謝申し上げます。
口座名義:名古屋オルガンの秋実行委員会 代表吉田文 三菱UFJ銀行 汁谷出張所098 (普)0113547
ここまでお読みくださり、ありがとうございました。遠くないうちにお目にかかることができますように。
名古屋オルガンの秋実行委員会 代表 吉田文
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