風琴亭

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カテゴリ:オルガニストのお役立ち☆( 23 )

中古オルガンの情報です

Treeさまからコメントでいただきました中古パイプオルガンの情報です。
ご興味のある方は、直接リンク先にあるお問い合わせ先にお願いします^^
早くよい新しいお家がオルガンに見つかりますように!^^
http://secureenergy.blog.fc2.com/blog-entry-69.html

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by mausmirabilis | 2014-04-20 12:18 | オルガニストのお役立ち☆

Dortmund・ドルトムントのオルガン3台

昨日、フランス国境からケルンへ帰り、今日はルール工業地帯(学校で習った懐かしい響き〜)の中心地、ドルトムントに打ち合わせの為に行ってきました。
「工業地帯」って言っても、四日市のコンビナートの様なものを想像してはいけません。
街の周りは山あり畑あり、のどかでもあります。

オルガンを見に行った訳ではないので、オルガンは教会の下から写真を撮っただけ。

Reinoldikirche ライノルディ教会。
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Gerard Bunkという著名で重要なオルガニスト・作曲家がいたところです。
このBunk氏がコンセプト等で建築に関わったオルガン。
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歴史的に、もの凄く大切な楽器だと思うのに、今の教会音楽家はこの楽器を捨てて、新しい楽器を入れたいそう。
修理が大変、現代の趣味に合わないetc.etc...........という意見は判らないでもないけど、このオルガンは、オルガンが完成された1950年代を代表する、大事な楽器でもある筈。
私がケルンで弾いていた楽器も同時代のもので、既に歴史的建造物に指定されていた。
扱いにくい部分もたくさんあったけれども、ロマン派の響きで育った世代が戦後に新しい風をオルガン建築に吹かせようとした革新的な作風でもある名器だった。
ここのオルガンは、それ以上に、「ゲラルド・ブンク」の歴史を背負っている。
......どうか、オルガンが残りますように......。

次の教会はSt. Petri 聖ペトリ。
写真だとあまりイメージが湧きませんが(撮り方が下手んんだろうなぁ)、教会に入ると木彫りで金色の大きな祭壇に圧倒されます!!!!
祭壇を眺めていたら、1日は経ってしまいそう......。
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ひぇ〜......凄いものがあるんだ〜............と、見ていたら、教会の番をしていたおっちゃんが、祭壇についてのレポタージュのDVDを、「はい、お家で見て下さい」って、くれた。
あ〜、これもびっくり。

オルガンは、小さいのが前の左にありました。
多分ヴァルカー社だと思う。

最後はSt. Marien・聖マリーン教会。
「聖」とつくけど、これもプロテスタント教会。
昔はゴシックのオルガンがあったそうです。
今も同じところに「つばめの巣」のオルガンがありました。

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by mausmirabilis | 2010-03-18 23:44 | オルガニストのお役立ち☆

Saarbruecken Johanneskirche

ザールブリュッ県、じゃない、ザールブリュッケンの続きです。
後だし投稿その3。

今回のメインは、実は、このJohanneskirche。
プロテスタントの教会です。

3月7日にコンサートを弾いたBielefeldのマリーン教会Mariekircheのオルガン。
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あまりにも造りが悪く、イントネーションも響きもあまり宜しくはないので、少し可愛くない楽器だとずっと思っていたのですが、オルガニスト同僚たちが口を揃えて、この楽器を建築したクロイカー社(Kleuker)の「素晴らしい楽器」がある、というので、物見高く見に来ました。

見た目からして、全く違うわ... 。
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いやいや、百聞は一見にしかず。
本当に、ひとつひとつのストップ、パイプがきらきらと個性輝いて、アンサンブルとしても非常に調和が取れていて。
タッチも「タッチ」という言葉の如く、「触りながら」「撫でながら」(あらま、ちょっと危ない言葉みたいに聞こえてしまいそう)弾ける楽器。とっても、とっても大好きになりました。

この教会は、街の中心にあるプロテスタント教会。
この地方の中心的な存在でもあり、「街の中にある」教会として「開かれた教会」である必要があるとのこと。
普段の礼拝も、いろいろな形で行なわれ、先週は「映画礼拝」という名で、映画の中に出て来る進行の形を中心に扱ったとのこと。
コンサートの開催は当然の事ながら、「NACHTBAR(ナイトバー)」(Tは「+」十字架で表されています)という名前で夜の20時から24時まで教会を開放して、十字架の下の祭壇奥で飲み物を飲みながら、本の朗読会などを開催したり、教会の椅子を横に寄せて、タンゴを踊る催し物を開催したり...と、日本の教会の人が聞いたらひっくり返るだろうなぁ......ということもしています。

それだけ開かれている...ということもあり、それだけ必要性に迫られている...ということもあると思います。ドイツの教会事情は、決して安泰しているのではなく、結構複雑です。
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by mausmirabilis | 2010-03-17 23:42 | オルガニストのお役立ち☆

Saarbruecken Ludwigskirche

後だし投稿その2。
ザールブリュッケンという、フランスとの国境の街に行っていました。

そこの有名なプロテスタント教会。
バロック建築のプロテスタント教会としては、ドイツの中でも最も有名で重要な建築です。
教会についての詳しいことは、こちらででもどうぞ!


教会に入ると、まずは真っ白な内装で、天の上だか雲の中だかに来た様。
オルガンは、まるで、マイセンの陶器みたいに見えます。
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オルガンケースは勿論古く、その中にいろいろな楽器が入っていたのですが、今では、ハンブルグのベッケラート(Beckerath)社のオルガンが入っています。
49ストップ、3段鍵盤。見た目の通り、とても繊細で、お姫様のような響きのする楽器です。
こちらで、少しだけ音のデモンストレーションが聴けます。
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オルガンの下には、こんな女性が。
ゴクロウサマです...。
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by mausmirabilis | 2010-03-16 23:13 | オルガニストのお役立ち☆

ケルン音楽大学の練習オルガン

「予約投稿」ならぬ、後だし投稿の巻、その1。

...私の通っていた小学校は、日記を書くのが宿題だったので、夏休み、冬休みは、終わり頃がもう本当に大変。(毎日コツコツと宿題をするタイプではないのです。)
何月何日に、何をしていたなんか、とうに忘れている。どうやってお茶を濁したのかは忘れたけれど...。
...結局、大人になっても、同じ事をしているようです。
ここ数日、ドイツのうろうろしていたので、インターネットがなかったのも事実ですが。

さてさて、私の母校でもあるケルン音大に、用事があり、行って参りました。
ついでに、新しくできた練習用のオルガンを見せてもらいました!

私がいた頃は、ぼろぼろの練習用オルガンが二台あって。
本当にぼろぼろのがたがたで、結構かわいそうな状態。
そのうちの一台は、作りも結構安っぽかったので、「Ikea-オルガン」と名付けられていました。
あの子たちは、どこへ行ったのやら......。

新しいオルガンその1。
東ドイツのオイレ(Eule=訳すると鳥の「ふくろう」)という会社の楽器です。
別に、「ふくろうオルガン」っていう名前なのではなくって、名字が「ふくろうさん」なのですが。
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3段鍵盤ありますが、実質は6ストップ。そのうちの2ストップを鍵盤が共用できるようになっています。
とっても繊細な音なので、長時間練習しても疲れません。で、鍵盤は3段あるので、レーガーやヴィエルネの曲も練習できる優れものです。
でも、結構場所を取ります。私もこんなの欲しいなぁ...って思ったけど、日本の家には少し大きいかも。
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こちらはロールフ(Rohlf)という会社の楽器。
練習部屋が狭いので、全体の写真が撮れません〜。
こちらに全体像があります。
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鍵盤の写真撮るのも忘れたわ...。
足はこんなSchnabeltaste(鳥のくちばし風の黒鍵です)。
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バロックの繊細なタッチが再現されています。殆どクラヴィコードのような感触。
ま、バロックの楽器が全て繊細だった訳ではないですが。

こんな環境で練習ができる今の学生が、とっても羨ましくなりました。
でも、見せてもらえて、楽しかった!

ちなみに、ケルンの音楽大学は、けったいな現代建築です。
扉が黄色、壁は緑、むきだしのセントラルヒーティングは赤...とサイケ。
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by mausmirabilis | 2010-03-15 23:58 | オルガニストのお役立ち☆

パイプオルガン博物館 (Orgel ART Museum, Windesheim)・その2

前にもこちらで少しご紹介しました、パイプオルガン博物館。
今回はお昼に到着。入れました。

写真でも何でも撮っていいですよ〜...と言われたので、たくさん撮らせていただきました。
オルガンを弾ける人であれば、どの楽器を触っても弾いてもいいです、っていうのも、とっても嬉しい。

前にも写真出したけど、これはヤン・ファン・アイクの絵を元に作ったゴシック時代のポジティフ。
うしろにふいごがあります。
鍵盤は、竹みたいな木。何なんだろう...。
結構弾きにくい。一音ずつ押したのかな?
「ド」の音を押すと、「ファ」の音が鳴ります。
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その隣は、レガールRegal。
パイプはなく、ハーモニカのような発音機能。
ビービーと、かわゆい音がします。
このふいごは、結構長い間もちました。
2分ぐらいは弾き続けれたと思う。
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こちらは、机におけるポジティフ。
かわいい〜。
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オーバーリンガー社(今は破産してしまい、ライヒェンシュタインReichensteinという名前で、統合されています)の家庭用オルガンがさりげなく置いてあったり...。
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オルガンの基本的な仕組みが判る様なモデル。
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イタリア・バロックのオルガンです。
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ペダルが小さい〜。ちなみに、この時代の楽器は、一番左の鍵盤の並び方が違うので、ご注意を!(手鍵盤もね。)
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18世紀のライン地方のオルガン
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ペダルは、やはり少ないです。1オクターブと3鍵。
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こちらのオルガンでは、実際にふいごを「踏む」ことができます。
全身の体重をかけないと、動かないです...。
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上側の横棒につかまって、下に出ている木の上に足をのせて、交互に踏むのです。
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こちらは「修道女のポジティフ」という名前の楽器。
教会の後ろの上にあったのでしょう。右の穴から典礼の進行が覗けるようになっているのが面白いです。
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下から見ると、こんな感じ。
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あと、メインの楽器として、オーバーリンガー社製の中型フランス風のオルガンもあります。とてもよく出来た楽器。繊細ないい響きですし、弾きやすいので、楽しいです〜。
(あまりにも楽しかったので、この楽器の写真撮るの忘れた。)

その他には、いろいろなチェンバロの類もありますが、こちらの方は、触れません。
1920年代のベヒシュタインのピアノと、ベーゼンドルファーのインペリアルは弾けます。

春から秋にかけては、見学者も多いので思いっきり弾くことは難しいそうですが、冬期間の平日に行けば、他のお客さんとも会わずに博物館を独り占め...ということもあります。
私が行ったときは、本当にお客さんがいなかった...。


Orgel Art Museum Rhein-Nahe
Hauptstraße 52
55452 Windesheim
Tel.: 06707 - 914839
Fax: 06707 - 914841
eMail: info@orgel-art-museum.de

開館時間
4月から10月: 火ー日 10 - 17時
11月から3月: 火ー日 10 - 16時
12月24日から26日と、大晦日、元日を除く祝日も開館

(変更があるかも知れませんので、お出かけの際はご自分でご確認ください。)
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by mausmirabilis | 2010-03-13 21:08 | オルガニストのお役立ち☆

お得な中古オルガンがあります☆

P.S.

こちらのオルガンは、無事新しい弾き手=持ち主さんが見つかったとのことです。
みなさま、本当にありがとうございました!
もしも同じ様な楽器をお探しの場合、こちらの輸入代理店となります望月オルガン様へのコンタクトを仲介いたしますので、お気軽にお問い合わせくださいませ!
(あ、マージンとかなしですから、本当にお気軽にお知らせ下さいね〜!)

P.S.以上

ひさびさの風琴亭です〜。
何だかいろいろとあって、結構テンションが下がりぎみで......。
あ、でも、元気です。週末、練習していた教会が寒かったので、ちっと風邪ひきましたが。

今日は、お買い得な中古のパイプオルガンがある、との情報をいただきましたので、お知らせします。

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オルガン製作: クラッセン・オルガン製作所(ドイツ)
        Classen Orgelbau (Germany)

設置年月:2002年5月

ストップ仕様:
Manual C-g3
1.Holzgedeckt8'
2.Flöte4'
3.Principal2'

Pedal C-f1
Pull-down

Mechanical action

鍵盤は一段ですが、鍵盤の音がペダルでも使えるようになっています。

別の楽器ですが、同じタイプのものを前から見ると、こんな感じ。
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家での練習用楽器にも、小さい聖堂用の楽器にも活用できるかと思います。

興味のある方は、お気軽にご連絡くださいまし。(鍵コメが便利です。)
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by mausmirabilis | 2010-02-08 08:41 | オルガニストのお役立ち☆

こんなスウェルもあります

パイプオルガンという楽器は基本的にパイプが鳴っているかいないかで音がでますので、一つの音の中での強弱がききません。
それでもクレッシェンド・デクレッシェンド効果を作りたいときに必要となるのが、パイプの入った箱自体を開けるか閉めるかによって音の強弱をつけるスウェルという装置。

これは南山教会のオルガン。結構オーソドックスなスウェル扉です。
上の写真が、スウェルの閉まっている状態、下が開いている状態です。
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昨日弾いたマリア・ラーハ修道院聖歌隊オルガンのスウェルです。
これは開いた状態。
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閉まるとこんなふう。
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穴の部分が少ないので、クレッシェンド効果はあまりないかも。却って、オルガニストが聖歌隊の声が聞けるように耳元に近いオルガンの音量を少なくするぐらいなのかなぁ、とも思いましたが、
でも、このお花みたいな模様になった扉がお洒落で、かわいいです〜。
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by mausmirabilis | 2009-09-05 17:17 | オルガニストのお役立ち☆

Arnstadt アルンシュタット・バッハ教会

マイニンゲンの次に行く場所がアポルダという所なのですが、その途中にアルンシュタットという小さい町があります。
ここは、バッハがオルガニストとしての仕事を始めたところ。
アルンシュタットのコラールという独特のコラール前奏曲集もあります。
このコラール集はものすごくエネルギッシュで奔放で、私は大好き!
若いバッハがいかに聖歌を伴奏したかが感じ取られます。(彼はあまりにも奔放に伴奏しすぎて教会から怒られているのよね...。)
で、どんなところにいたのかが知りたかったので、アルンシュタットへ寄りました。

ここで、これからアルンシュタットへ寄ってみようと思われる方に僭越ながら提言です。

......アルンシュタットへは、ヒールのない運動靴で行きましょう!!
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......町中石畳です!!!

さて、バッハのいた教会。
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中はこんな感じ。
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上に見えるオルガンは、バッハが弾いていた1703年のヴェンダー(Wender)というオルガン建築家の楽器を2000年に造り直したもの。
その下2階層に渡って見える壁の後ろに、もう一台大きな楽器が隠されています。これは1913年にシュタインマイヤー(Steinmeyer)によって造られた楽器を2000年に直したものです。
丁度シャンデリアの後ろ位にこのオルガンの演奏台があります。
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by mausmirabilis | 2009-08-25 22:20 | オルガニストのお役立ち☆

どう見てもオルガニストの首つり台

......なんだけれど、

本当は、ふいごに風を送る昔の装置です。
下の輪っかみたいなところに足をかけて体重をかけたんだろうなぁ......。

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by mausmirabilis | 2009-08-22 18:47 | オルガニストのお役立ち☆