昨日、春期の南山大学エクステンションカレッジでのオルガン講座が始まりました。
「楽しみにしていましたぁ〜!」
って言いながらチャペルに入ってきてくださって
説明している間もにこにこと嬉しそうに聞いていてくださって
「きゃぁ〜難しいですねぇ!」
って言いながらも楽しそうに弾いてくださって、
私の方がそんな受講者の方と触れあえるのが楽しくって、
とても幸せな時間が、すぐ、すぎていってしまいました。
「この曲を、いつまでに、絶対に仕上げなくっちゃ」と、
しなければいけない練習ばかりしているのは、本当に大変な時があります。
「曲ができていない」ということは、自分の存在にも関わってくるから。
でも、楽器に触れて、音を聴いて、パイプの様々な響きを試して、
オルガンと遊んでいるときは、至福のときでもあります。
本当に楽しいし、うれしい。
こんな素晴らしい楽器があって、こんないい響きを心と体で感じられて、と、
響きのゆりかごの中に揺られる経験ができるのが、
とても幸せ。
少しでもそんな体験をいっしょに味わっていただければ、うれしいな
って思っています。