風琴亭

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名古屋オルガンの春&秋2015のご案内です!

名古屋オルガンの春&秋2015
Et in Terra Pax そして地には平和

5月30日(土)17:00
Annum per annum 年から年へ
G. Fr. ヘンデル フルートソナタホ短調 J. S.バッハ トリオソナタト長調 (キルヒナー版)
Ch. W. グルック フルート協奏曲ト長調 A. ペルト Annum per annum 他
小出信也(Fl.) 吉田文(Org.)

10月18日(日)15:30 パイプオルガンコンサート
Dona nobis pacem 我らに平安を与え給え
J. アラン イスラエル典礼暦、J. ラングレィ Pax(平和)
J. S. バッハ バビロン河のほとりで BWV 653、罪なき小羊 BWV 656
S. カルク=エラート Pax vobiscum(平和は汝らとともに)
吉田文(Org.)

11月3日(火・祝)15:30 パイプオルガンコンサート
ベルリン・聖ヘドヴィッヒ大聖堂オルガニストを迎えて
J. S. バッハ 
フローリアン・ヴィルケス(Org.)

11月15日(日)15:30
Kyrie eleison 主よあわれみたまえ
J. S. バッハ 第三クラヴィーア練習曲より「主よあわれみたまえ」BWV 669, 670, 671
J. アラン 前奏曲とフーガ Th. マイヤー=フィービッヒ アダージョ 他
トーマス・マイヤー=フィービッヒ(Org.)

11月29日(日)15:30
Adveniat regnum tuum み国の来らんことを
J. S. バッハ 幻想曲とフーガト短調BWV542、目覚めよと呼ぶ声ありBWV 645、いざ来ませ、異邦人の救い主よ BWV 659, 661
Th. マイヤー=フィービッヒ 我らの主イエスキリストの継承について 〜マキシミリアン・コルベ、ディートリッヒ・ボンヘッファー、聖書による7つの章〜(日本初演)
林和利(Narr.) 佐久間真理 (Perc.) 吉田文(Org.)


主催:「名古屋オルガンの秋」実行委員会
協賛:オルガン工房ヴィリ・ペーター サンメッセ ブリティッシュ・アカデミー
協力:カトリック五反城教会 ルンデ 二宮音楽事務所
お問合せ先:二宮音楽事務所052-505-0151 mail@aya-yoshida.de
オルガンの秋ホームページ: http://organaki.exblog.jp
全コンサート入場・参加無料。各催し物後に今後の「名古屋オルガンの秋」実行のためのご任意の寄金をお願い致します。

コンサートシリーズ「名古屋オルガンの秋」はカトリック五反城教会のパイプオルガンが修復されたこと、そして、カトリック五反城教会を創立した神言修道会の来日100周年を記念して2007年に始められ、今年で開催9回目を迎えます。今までご支援下さいましたみなさまに心より御礼を申し上げます。これからも、「パイプオルガンの楽しさ」と「音楽による心の響きと幸せ」を名古屋より発信し、多くの方にお届けして参りたいと思っています。
五反城教会には1978年にドイツ・ケルン市のペーター社によって建築された30ストップの楽器が設置されています。日本にあるパイプオルガンの中でも歴史的な価値の非常に高い楽器だと言えるものでしょう。当時の五反城教会司祭であったドイツ出身の神言会司祭ヨゼフ・トナイク神父はオルガンが設置された1978年に「名古屋オルガン友の会」を創立しました。以来、2001年に解散されるまで名古屋オルガン友の会は数多くのコンサート、又はコンサートシリーズを開催し、名古屋のオルガン文化の重要な担い手として活発な活動を続けていました。当時は中部地方でも希少なパイプオルガンのうちの一台であったこの楽器を使用し、マリー=クレール・アランをはじめとした世界中から来日した名オルガニスト達がこぞってコンサートを行っています。
名古屋オルガンの秋実行委員会ではこの伝統を受け継ぎ、名古屋を中心に多面的なパイプオルガンの楽しさ、素晴らしさ、教会音楽の心を継続的に伝えていけるように活動をしたく考え、「名古屋オルガンの秋」を催します。
なるべく多くの方にパイプオルガンという楽器の魅力に触れて頂きたいという方針から、基本的に入場は無料としましたが、今後の継続的な活動が可能となるよう皆様のご寄金のご協力を心よりお願いいたします。

Et in Terra Pax
2015年度名古屋オルガンの春と秋は「Et in Terra Pax」というタイトルの基に5回のコンサートをお聴きいただけます。「Et in Terra Pax」は直訳すると「そして地には平和」。終戦後70年を迎える今年に、改めて音楽を通して平和について向き合ってみたく、それぞれのプログラムを構成しました。
4年前より毎年春にいらして下さる小出信也さんとの活動はまさしく「Annum per annum、年から年へ」ですし、今年80歳の誕生日を迎えるアルヴォ・ぺルトの代表的な作品のタイトルでもあります。一日一日、年から年へと神への賛美のために鳴り続ける教会の鐘をテーマにした作品と、小出信也さんが奏でるフルートの響きの中に、音楽を通した祈りを感じていただきたく思っています。
10月18日、11月3日、11月15日には3つのオルガンソロコンサートが行われます。それぞれヨーロッパの教会で聞くことができるような本格的なオルガンコンサートとなります。バッハの作品、その他のドイツロマン派の作品やフランス近代作品など非常に美しい作品、そして是非この作品は新しく知って頂きたいと思うものを取り上げますので、オルガンの新しい魅力もたくさん発見していただけることと思います。
最終回の11月29日には「Adveniat regnum tuum み国の来らんことを」として、前半に待降節を迎えるにふさわしいバッハの作品を、後半では、日本では初演となる「我らの主イエスキリストの継承について」をお聴きいただけます。後者の作品はナチスによってアウシュヴィッツ強制収容所、フロッセンベルグ強制収容所で現代の殉教者となった二人の神学者、マキシミリアン・コルベ神父とディートリッヒ・ボンヘッファー牧師についてと、彼らより残され、託された言葉、そして聖書の句から成り立っており、パイプオルガンに加えナレーターと打楽器により演奏されます。平和と正義、そして愛を継承するということについて深く考えさせられ、そしてとても強く心に打ち響く音楽です。平和が未だに当たり前のように存在することができない現代の社会の中、是非とも多くの方に知って頂きたい作品です。
今年の「名古屋オルガンの春&秋」が、みなさま一人一人の心の平和へとつながりますように祈っています。
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by mausmirabilis | 2015-04-23 07:58 | コンサート関係