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風琴亭

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すばらしい生き方

とある用があって、名古屋のいりなかにある聖マリア在俗会の本部にお邪魔してきました。

この会は、神言会の宣教師であったゲマインダ神父様によって創立された、女性信徒の在俗会。
「修道会」や「修道院」は、よく聞く名称だけれども、「在俗会」という名前は、カトリック教会の中でも意識しないと聞き落としがちです。私も、この会の会員の方のお知り合いは沢山いた/いるのだけれども、実際にどんな会なのか、詳しくお話を伺うまではなかなか想像ができませんでした。

在俗会とは、修道生活を送る「修道会」とは違い、会員一人一人が社会で普通に生活をしながら、その生活を通してキリスト者として奉献するという志を共にした方が集まった会ですので、会員は「シスター」とは呼ばれません。でも、入会は、未婚の女性に限られています。
修道院のような共同生活を送るのでもなく、会員個人が普通の家を借りたりしながら、普通の社会生活を送っています。その、彼女たちの生き方そのものが、社会の中で教会の教え・信仰を現すことに在俗会の意義はあるそうです。

ここでは書ききれない程のいろいろなお話を伺うことができましたが、お話をして下さった方が、本当にキラキラと輝いていらして、お話を聞いているだけで、何だか「神」という故郷への未知の懐かしさへ直接つながってくるようで、安堵というか、安らぎというか、言葉では表せない不思議な喜びに包まれっぱなし。

これも、彼女達の生き方が輝いて、愛である神へとつながっているからかなぁと思っています。
とっても充実した1時間。
でも、忘れることのない、これから人生を伴奏して力づけてくれる1時間ともなりました。
感謝。

こちらに聖マリア在俗会のホームページがありますので、宜しければご覧ください。
by mausmirabilis | 2010-11-22 19:03 | 風琴徒然 | Comments(0)