人気ブログランキング | 話題のタグを見る

風琴亭

fuukintei.exblog.jp
ブログトップ

8月13日・Wuppertal 聖エリザベト教会

15日にお昼の小さなコンサートがあるので、その準備に行ってきました。

2008年に創られた、新しいWeimbs社製の楽器です。2段鍵盤、23ストップ。

小柄ですが、音にはボリュームがあり、巾広いレパートリーが弾ける楽器です。
Weimbs社のリード管は、いつものことながら、すごく響きます!


前から見ると、端正な青色とシンプルな四角です。
スケルトン風のモダンなケースも、いい感じ。オルガンの中も、わざと見せています。
これらの穴も、青色のパイプ台も、オルガンのケースそのものが、ピタゴラスの音程や、メトロノームや、グレゴリオ聖歌を象徴していそう。
パイプも、一本やグループで、時にはそっぽを向きながら、でも、全てが天を目指してそびえたっています。
8月13日・Wuppertal 聖エリザベト教会_f0160325_2091455.jpg


オルガンの下に立つと、積み木のような、色々な色が、色々な形で降ってきます!
赤い色と緑は、チューリンゲンの聖エリザベトのシンボルである薔薇を表しています。

8月13日・Wuppertal 聖エリザベト教会_f0160325_20355950.jpg

by mausmirabilis | 2010-08-14 20:36 | 風琴・図鑑 | Comments(2)
Commented by cecilia_orgel at 2010-08-14 20:57
わ~面白い!!!!
正面から見ると、青がきりっと引き締まって、凛とした表情ですね。
下から見ると、すっごく楽しい。弾いていて上を見上げたら楽しくなりそうです。
Commented by mausmirabilis at 2010-08-15 01:17
ceciliaさま、
そうなんです〜!
オルガニストにも、たくさん想像してファンタジーを持って即興できるように、という思いもあるみたいです。
ドイツは、オルガンが伴奏のためだけの楽器ではないですしね^^