8月7日(土)です。
ケルンから東に車で90kmぐらいのところへ行きました。
アウトバーンだと1時間ぐらいで行けますが、いつも高速道路ではつまらないので、普通の道を伝っていくことにしました。
で、随分前から、
松平敬氏のブログに出ていたカールハインツ・シュトックハウゼンのお墓が気になっていたのですが、丁度、道順にあるので、行ってきました。
ケルンから東へ、次の次ぐらいの街、Kürtenというところです。
Waldfriedhof(森の墓地)という名前の通り、細くて曲がった登り道を、本当にあっているのかいなと思いつつも、登ったところにチャペルがあったので、あぁ、ここかな?と。
入ってみたら、すぐに目につく巨大な円盤。
表には、「水曜日」から「Lichtformel」の楽譜。
お日さまにあたると真っ白に輝く石が敷き詰められています。
全体像。
多分、この円盤、失礼、墓標が出来る前に、お墓の上に置いてあったのかなぁと思われる石は、横に置いてあります。
山岳地の、小高い山から更に君臨するよう。
でも、明るくて光っていて、いかにもシュトックハウゼンらしいです。
亡くなってからもう、3年近くたちます。
私は直接彼の音楽とは接点がないけれど、いろいろなこと、考えさせられました。
Kürtenの街では、丁度シュトックハウゼンの講習会が行なわれています。