キッチンの机の上に何やら。
「おかえりー!」という感じの内容のお手紙と、ちっちゃいお花と、お掃除のおばさんに70ユーロ払ってありますからっていう内容のメモと、そして缶の箱。
箱を開けるとなんとクリスマスのクッキーがわんさか。
いつも、私がいない間に手紙やら家の中のことやら見てくれる向かいのおうちからの、とってもうれしいWelcome。
クリスマスのクッキーも、わざわざとっておいてくれて。
ケルンに帰ってからあちらこちらに電話したけれど、みんなが、「お帰り!」っていうニュアンスで迎えてくれるのはとっても嬉しい。
ドイツ語で「おかえり」にあたる言葉は直接はない。
でも、何となくそんな感じに取れる。
そうやって考えると、「おかえり!」っていう挨拶の言葉を持っている日本語も、いいなって思う。
帰るところがあって、よく帰ってきたねって迎えてくれる家族がある場所、家。
そんな暖かさが「おかえり」のひとことにこもっていて。